約5000字の長文エッセイ、どう構成する? ポイントまとめ #小沢あやの編集後記

久々にエッセイを書きました

Dybe!にエッセイを寄稿しました。以前からご依頼をいただいていたものの、なにを書こうか迷っていたんです。週末にモーニング娘。15期メンバーオーディション結果発表があったので、タイミングを合わせてアップしてもらいました。

20年以上追いかけている、モーニング娘。から学んだことや、最近出会った「モーニング娘。になれなかった女(4期メンバーオーディションに落ちた女)」との出会いを通し、人生・仕事において大切にしたいことを書いています。言いたいこと、まるまる詰まってます。自分のキャリアについてもがっつり書いているので、履歴書のような記事です。

ありがたいことに、多くの反響をいただきました。驚いたのは、「モーニング娘。になれなかった女」たちから続々と連絡が届いたこと! 知人からフォロワーさん、まったく繋がりがない方からも。みなさんプロフィールを見る限り、別の領域で活躍されていて、娘。ファンとしてもうれしかったです。なんと実名実写アイコン率100%。ネット上でも責任持って発言して、自信あるんだなー。なんか納得。

今回のポイント:約5000字のエッセイをどう構成するか

普段はインタビューや取材記事を中心に書いているので、エッセイは久々。「自分語り」の尺がどうしても長めになるので、正直苦手です。2000字〜3000字までならサクサク書けても、長文となると難しい。スマホからのアクセスがほとんどなので、改行も意識しながら展開しなければなりません。今回は、構成で意識したポイントを紹介します。

「モーニング娘。になれなかった女、なろうとしなかった女。」構成

この文章は8ブロック(各600字程度)で構成しました。

1.わが人生、モーニング娘。と共にあり
→書き手の自己紹介パート

2.仕事とオタク活動の両立を追い続けた20代
→書き手がどんな働き方をしているか、アイドルにどう支えられてきたか

3.アイドルが好き、娘。が好き。それで幸せと思っていたけれど…
→書き手の価値観と生き方を提示

4.「モーニング娘。になれなかった女」との遭遇
→流れを変えて、ある女性との出会いを描く(タイトル)

5.「軽いノリ」で開拓されるキャリアもある
→女性と自分の思考の対比と、彼女へのリスペクト

6.「私なんか」精神を捨ててから、人生が始まる
→彼女から得た学びと、自虐と謙虚の違いを示す

7.まずはオーディションに応募する。そうしないとステージには立てない
→思い返せば、私のキャリアがひらけたのは「一歩踏み出したとき」だった

8.迷う前に一歩踏み出そう。そうすれば人生はきっと明るい
→まとめ。15期オーディション落選者へのエールで締めくくり

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