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これが私の戦闘服! フリーランス女、13のファッションルール

2017年に出産後、ファッションに関してマイルールをいくつか設定しました。最近ファッションを褒めてもらえることも増えたのと、お洋服に関するnoteがよく読まれているので、マイルールをまとめてみます。

今まではとにかく散財。衝動買いばかりで、お給料の大半をガンガンお洋服にかけているのに、常に「着る服がない!」という超怪奇現象に悩まされていましたが、これまでの失敗を糧に、自分なりのメソッドを作ってからは随分解決しました。

有料コンテンツですが、約4000字無料で読めます。最後に綴った「服を変えたきっかけ」「服を変えたことによる具体的な効果」は、「小沢あやの編集後記」購読者の方だけ読めるようになっています。

最初にやってみてよかったこと

パーソナルカラー診断を受けました。結果は「ブルーベースのサマータイプ(ブルベ夏)」と判明。服を選ぶのが楽になりました。同タイプの場合、紫陽花にありそうな色を選べばあんまり失敗しないです。

前提として、流行は取り入れつつも、あくまで自分主体でアイテムを選ぶことが重要。この秋冬はブラウン推しだけど、私には顔映りが悪いので避け、ネイビーを貫いています。

1.アイテムは寒色とモノトーンで揃える

診断結果に素直に従い、ワードローブを見直しました。自営業、印象大事かな? と思い、「爽やか知的で落ち着いて見えるのは寒色系でしょ!」という安直な考えから、メインカラーはネイビーとライトグレーに設定。差し色として青と緑などを取り入れます。寒色系で揃えればグラデーションを作りやすいし、適当に合わせてもおかしなことにはなりません。もし私のパーソナルカラーが違ったら、暖色系+カーキ、ベージュ、ホワイトにしてたかな。

服はもちろん、傘やバッグも寒色にしています。WAKAOの傘、お気に入りです。ビニール傘をむやみやたらに買うこともなくなりました。

似合わない色の服、浮く服はできるだけメルカリで処分。カーキや茶色のアイテムは手放して、HYKEのトレンチコート1枚くらい。「大好きなアイテムはルール適用外!」くらいの温度感です。

2.アクセサリーやバッグの金具の色をシルバーに統一する

地味に大事なポイントです。これもパーソナルカラー診断によって、ゴールドよりシルバーが似合うことがわかったので。バッグやベルト、アクセサリーの金具もできるだけ統一するようにしました。

欲しいアイテムも、金具の色が違うと諦めがつく。散財防止に良いです。今では靴、バッグ、スマホケースなどの小物もシルバーに。ほぼライトグレーなので、年中対応可能。しかもいろんなアイテムに合わせやすい。便利です。

メタルヒールもシルバーで。「デザイナーが変わって廃盤になるかも!」と、焦って清水買いしたセリーヌのブーツ、お気に入りです。

日常使いのトートバックもシルバー。意外と馴染む。

3.カジュアル服を過度に増やさない

限界母さんワンピース」さえあれば育児シーンは乗りきれるし、冬の近所〜公園着はデニムにUNIQLOのカシミアニット合わせればOK。考えなくて済む。

「これ便利かも」と衝動買いすることも一切なくなりました。子ども服を調達するとき以外はUNIQLO / ZARA / H&Mにほぼ立ち寄らなくなったので、時間と労力を大幅カットすることに成功。見るの楽しいから、近寄らない!

4.結婚式対応可能ワンピースを黒以外に2枚常備する

「黒以外に」がポイントです。白は参列不可だし、洗濯コストがかかるので避けたほうがいいけれど、顔映りが良い色が便利。私はライトブルーや光沢があるグレーを愛用しています。

顔出す仕事や、登壇にも便利。これは友人の受け売りですが、「男性が多いイベントの場合、必然的にスーツに偏るので、明るめの色だと絵的に良いよ。逆に女性が多い場合は白かぶりまくるので、避けたほうが無難」。確かに、男性はジャケット着用の方が多いですものね。スーツはグレー / ネイビー / 黒がメインなので、寒色系なら悪目立ちしません。

5.髪は染めない(髪色を変えない)

髪色が変わると似合う服が変わっちゃって、ルールが狂うんですよね。たまに反動で「奇抜な色にしたいなー!!!」という気分が一瞬やってくるので、名刺に似顔絵を入れて、黒髪ショートに固定するしかない状況を作っちゃいました。

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美容院でも迷わないし、楽になりました。カラーリングしない分時短になるし、コストも浮きます。自分にある程度のルール作って制限かけるのも悪くないなと。

6.ミニ丈は買わない

30代だからミニはNG! とか、そういう文脈ではないです。好きなものを選べばいいんですが、ママチャリのときや座敷での会食、座ったり立ったりする取材現場にはNG。となると、日常的に活用できる機会が著しく低くなるからです。使わない服は買わない。変化をつけたいときは、スリットが入っているものを選んでみました。

感覚値ではありますが、メルカリでもミニ丈のワンピースやスカートは売れにくい傾向にあります。マキシ丈になると雨の日に不便だし階段で危ないので、膝丈〜ふくらはぎの真ん中あたりがベスト。ちなみに、タイトスカートも早歩きできないので(保育園お迎えで急ぐ日もあるので)避けています。

7.大振りなアクセサリーをつける

最近は柄物をめったに買わなくなったので、アクセサリーで遊ぶことにしました。ガジェットレビューするときも、アクセントになるし良いかなと。今は黒髪ショートなので、ピアスが目立って選ぶのが楽しいです。モチーフが揺れるものがお気に入りです。インスタを中心に活動している作家さんのものを選ぶと、人とかぶらなくて良いです。

手元にはApple Watch着用するのでバングルはつけないけど、いつかエルサ・ペレッティのボーンカフが欲しいなあ。

リングは安価で買える天然石ブランドBijumamのものを集めています。石も寒色から選びます。

ネイルも、なじみが良いピンク以外は、ブルーグレーやライトブルーなどにしています。THREEの2019年夏ネイルの展開色が最高だったので、今も毎日愛用中。

8.新作をすぐに買い、セールには極力行かない

これも大きな変化です。というのも、シーズン立ち上がってすぐ購入すれば活躍期間が長くなるし、「あ、やっぱり違うな」と思ったらその季節のうちにメルカリで売ることができます。また、「今から買うのもなあ」とスルーするスキルも身につきました。

WWDとファッションプレスで有名ブランドの新作をチェックしておくと「これはパクリでは……?」みたいな審美眼が身についてよかったです。元ネタ知らないとうっかりコピーを買ってしまいそうになるので。

セールに行かない! と宣言するのは難しいので「極力」とします。これ、結構いいです。プロパーでも欲しいものだけを厳選すれば、必然的に好きな服だけが集まります。

9.地方のセレクトショップのECサイトをチェックする

「地方の」がポイントです。東京、新宿伊勢丹だけでも品揃え豊富だし、選択肢が多過ぎるんですよ……。品数が少ない分、おしゃれなものがキュッと詰まってる。私は名古屋の「Altamira」が大好きです。

10.色か形、どちらかが無難なアイテムしか買わない

好きなら別ですが、ファッショニスタになる必要はない。個性的なアイテムは印象が強い分、使いどころが難しくて死に服になりがちです。若い時はトンチキな服を着ていて、常に失敗していました……。

11.お洋服はすべてMAWAハンガーにかけて保管する

収納のキーワードは「可視化」です。タンスや衣装ケースは一切使いません。すべてMAWAハンガーで保管します。すべらない素材なので、なんでもかけることができます。ニットが伸びてしまうこともありません。厚みがなくてコンパクトなのも最高! かけて収納すれば手持ちの服を把握しやすくなるし、死蔵品がうまれにくくなります。

また、色別 / グラデーションになるようにゾーニングしておくと、朝の身支度がぐっと楽になります。「この色ばっかりだな。もう買わない」とか「あの色を買い足したらコーディネートが広がるかも」と、買い物計画にも役立ちます。

私のクローゼットにはネイビーが多過ぎるので、白ニットを買い足しました。可愛い!

12.クローゼットは常に「3割」の隙間をあけておく

使い勝手をよくして、死蔵品をなくすために重要です。「そんなにクローゼット大きくないよ!」という人には、サマリーポケットというお荷物預かりサービスが便利です。ダンボール1箱300円くらいで倉庫に保管できます。

13.チェックするブランドをいくつか絞る

ファッション雑誌やWEBメディアを読むのが大好きなのであれこれ眺めていますが、ある程度「ここで買う」を絞ることにしました。同じブランドであればシーズンが多少違っても、統一感が出ます。また、基準となるサイズがあるので、失敗することもありません。私はMame Kurogouchi、AKANE USTUNOMIYA、LE CIEL BLEUあたりが好きです。

まだまだあるけど、ざっくりこんな感じです。ファッションで大冒険することは減ったけれど、ルールで制限をかけることにより、自分自身で納得がいく買い物ができるようになりました。

また、好きなスタメン服ばかりが揃うクローゼットになり、毎日楽しいです。素敵なお洋服がよりスッキリと着られるように、今は運動量を増やしているところです。ファッションを変えれば、生活習慣も変わる!

ファッションを変えたきっかけ

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