1
ボォー　ボォー
ひくい　おとがきこえます　これはなんおとでしょうか？

2
ボォー　ボォー
これは　うしがえるの　なきごえです
うしがえるは　じぶんの　なきごえに　ほこりをもっていた

3
うしがえるは　ひごろから　おもっていました
うしが　ないている　ところをみてみたいと
そしてあるはれたひの　あさ
うしがえるは　うしを　さがしにいきました

4
うしは　やまにある　ぼくじょうにいると
しった　うしがえるは　やまをのぼりはじめました

5
すこしのぼって　ひとやすみ
だんだん　のぼっていくと

6
うえのほうまで　ちかづいてきました
うしがえるは　おおごえでなきました
「ボォォォォー」

7
シーン
やまびこは　かえってきませんでした
うしにあって　もっと　なきごえにみがきをかけるぞ

そうこうしているうちに
ぼくじょうにつきました

8
モォー！！

うしの　あいさつに　うしがえるは　ひざから　くずれおちました

9
「なんて　こえのはくりょく…すごすぎるよ」
うしがえるは　うしの　なきごえに　あっとうされました
そして　うしをみていると

10
「なに〜ぎゅうにゅうをだして〜！
ぼくも　もっといいなきごえになったら　ぎゅうにゅうがでるかもしれない
がんばるぞー」

11
うしがえるは　やまをおりていきました
まいにち　うしのように　はくりょくのある　なきごえをだすために
くんれんするぞー！

12
ボォー

やまをくだりながら　ないてみましたが　やっぱり　やまびこはかえってきませんでした