油絵の道具(2023/07/18)

こんにちは、福島です。下の写真①は油絵の道具です。

筆や絵の具は繊細なため、手入れや管理はかなり気を使います。でも
この道具を使うことで楽になりました。

【1】写真②
油絵を描いた後は、筆洗器にブラシクリーナーを入れて筆を洗います。
筆洗器で洗って汚れが出なくなったら、その後石鹸を使って水で洗い
ます。洗い終えたら布などで水分を拭き取って乾かします。その時に
穂先を立てた状態で乾かすと穂首根元に水気が溜まり十分に乾かず、
根腐れや抜け毛の原因になります。
そのため、この道具を使って写真のように穂先を下に向けて乾かして
います。

【2】写真③
しばらく使わない絵の具は蓋が開かなくなってしまうことがあります。
これは絵の具をチューブから搾り出した時にチューブの口についた絵
の具や油が固まったためです。あまりにも硬く固まっている場合、無
理やり開けようとすると蓋が開く前にチューブ自体がグニャリと曲が
ってしまい、下手をするとチューブが裂けてしまい、そこから絵具が
はみ出たりして悲惨なことになる場合があります。
蓋が開かなくなってしまった場合、お湯を沸かして、写真の道具にお
湯を入れて下向きにチューブを入れて温めます。1分ほどで柔らかく
なり、簡単に開けられるようになります。

油絵を描くことが目的ですが、油絵を描くこと以上に筆や絵の具の管
理も大切だと思っています。この道具を使うことで、筆や絵の具の管
理が容易にできてストレスも無くなって助かっています。


写真①
写真②
写真③

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