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不思議と出てきた趣味の芽の花を咲かせたい。

そんなこと、気にしなければいいじゃん

そう言われたら終わってしまうようなことで、ずっと悩んでいる。悩んでいるというより、この考え方は自分の癖でもあり、自分が選択してきた生き方だ。

24年目になる自分の人生のほとんどを、趣味の時間に費やしてきた。大切な思い出はほとんどそこに詰まっている。

趣味と聞けば「楽しいこと」と感じる人が多いだろうが、私の場合は楽しいと感じることが8、趣味について悩むことが2ぐらいの割合で起こる。そして、悩みの2が自分の人生の軸となることが多い。

楽しくなければ趣味じゃない』なんて言葉が頭の中にふとよぎり、「本当にそうなのか?」と気になったので調べてみた。

1:専門としてではなく、楽しみにすること 2: 物の美しさ・おもしろみを鑑賞しうる能力。好み。感覚。センス

こうやって改めて”趣味”という言葉を調べてみると、私の趣味は2の感覚に近いのだろう。楽しみにしていることでもあるが、「おもしろい」と思ったことを深く追い、自分の人生の中にどうやって落とし込めばその趣味が自分らしくなるのかを大切にしている。

なんて、難しく書いてみたけれど、簡単に言うと「どんな趣味でも自分のものにしたい」ということ。ちょっと強欲にも感じるけど、誰かと同じ趣味でも、自分らしい趣味にすることで、人生を歩んでいくうえでの”武器”にしたい。

今まで好きになり、深く追ったのは《お笑いを観に行くこと》と《サンボマスターのライブに行くこと》だった。

baseよしもとに通い狂った14歳の夏から、24歳になるまでの10年で行った舞台の数はいくらになるのだろう。数えだすとキリがないけど、さまざまなものを見て、いろんなことを学んだ。難しくお笑いを観たことはないけど、お笑いを10年見続けたら、なんとなく「言葉の使い方」が身に就いたんだと思う。今では「書くこと」は仕事になり、いつしか憧れた物書きになれたのも、お笑いを見続けたおかげだと本気で想っている。

そして、学んだ言葉に彩を足してくれたのは、音楽だ。たくさんの曲を聴いて、ライブハウスで人が放つ言葉に触れる度、感動をしたり現実に向き合ったり、言葉の力が持つ偉大さを知った。

ざっくりまとめるとお笑いも音楽も《文学》のひとつで、同じ幹から生えている。私が一本の木だとすれば、文系の木になるだろう。文系の木の私の幹は、お笑いと音楽という栄養を得て、花を咲かした。そんな感じ。

ゼロから知った知識を栄養とし、花を咲かせるまでにはかなりの時間がかかる。それでも、趣味の栄養は花を咲かしてくれた。

そんなTHE文系な私が今、ハマっているのが「野球」だ。

いったいどうしたら、私の木にその芽が出たのか。確かに昔から家では野球中継が流れていたけど、小さい頃の自分がそれを熱心に見ていたわけではないし、平和主義で勝つことへの執着をほとんど持たない私にとって、野球のような勝負の世界は何が合っても避けて通りたかった道。

ただ、私の好きな野球は試合ではなく、好きな選手のバックボーンや、球場に行き、好きな座席に座りお酒をのむことなど…。

だから、『勝ち負けなんてもう知りたくない』と、ため息すらついてしまう日がある。『そんな奴は、野球を観るな』と言われればそれで終わりだし、「そういう奴をにわかって言うんだよ!!」と言われると「そうですね」としか言い返せないんだけど、私は野球の試合に対して文句も言わなければ、プレーに対して「かっこいい」とか「すごい」以外の感情を持たないから、にわか野球ファンにもなれないと思う。

趣味は?と聞かれ「野球」と言うと、「どこの球団が好きなの?」という一連の流れは必ずやってくる。そうならないために、何といえば自分の好きな「野球」の趣味を伝えることができるのだろうか。

NFBに入って、より「自分の好きな野球の楽しみ方」を上手く言葉で伝えたいと思うようになった。もしかすると、私みたいに「野球の試合より、球場に興味がある」と思っている人もいるかもしれないし、ネットで野球関連の悪口を見る度「自分の好きな野球はどうしたら守れるのか」と悩みまくる人もいるかもしれない。

だから、こうやってnoteに頭の中にあるモヤモヤを書いてみた。

辛いなら、もう見なければいいんだけど、せっかく出た不思議な芽。

偶然出た芽だからこそ、ちゃんと成長をさせてあげたい。たぶんこの芽を成長させ、最後に今まで見たことがない花を咲かせられるのは、自分だと思うから。




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響あづ妙

『住みたい』と感じる場所で暮らす/2019年11月、大阪から金沢へ/お仕事依頼等はこちらまで→kuroiro1203@gmail.com
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