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傑作アニメ40年の歴史 超時空要塞マクロス展 9月24日まで萬画館

 日本を代表するロボットアニメ「超時空要塞マクロス」の特別企画展が15日、石ノ森萬画館で始まった。昨年40周年を迎えた同シリーズの歴史をひもとく内容。多くのファンが訪れ、奥深い世界観に浸った。9月24日まで。

 マクロスは、昭和57年に第1作の放送を開始。歌や恋愛を物語の軸に据えるなど、異色のロボットアニメとして愛され、現在までシリーズの続く長寿作品となっている。

模型などの立体展示が多く並ぶ
映像と音楽に合わせ自動変形する「マクロス」はファンを釘付けにした

 企画展では、劇中で物語の中心となる宇宙戦艦「マクロス」が映像とともに自動変形する展示が人気を集め、ファンが名シーンとともにその雄姿を目に焼き付けた。立体展示は可変戦闘機「バルキリー」の模型もあり、シリーズが進むにつれて新型に置き換わっていく歴史も垣間見れる。

 各作品を紹介するパネル展示も充実しており、石巻市蛇田の大槻美結さん(蛇田中3年)は「最新作の『デルタ』からマクロスを見始めた。楽曲の良さと劇中の恋愛描写が魅力。企画展を機会に、シリーズをさかのぼって〝履修〟していきたい」と話した。【渡邊裕紀】





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