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〝有田むき〟で食べてね マル賢みかん 石巻青果に続々入荷中

 石巻青果花き地方卸売市場=東松島市赤井=に冬の定番「マル賢みかん」が入荷している。29日には生産者で作る(株)マルケンみかん=和歌山県有田川町=の永石睦巳社長(57)、有田みかん大使の高橋真優さん(20)が同市場を訪れ、今年も高品質に育ったミカンをアピールした。

永石社長(左)と有田みかん大使の高橋さんが品質をPRした

 マル賢みかんは有田川町の賢(かしこ)地区を中心とした農家30軒が生産。樹上でしっかりと熟したものから選別して収穫する「山選り」を行うため、味と鮮度を維持して出荷できるのが特長。40年以上前から石巻地方と縁があり、今年の出荷は昨年よりも多い約600トンを見込んでいる。最上級の賢宝(7.5キロ、Mサイズ)は店頭で6―7千円と例年並みの価格。

 同市場を訪れた永石社長は「成育の遅れが懸念されたが、それを乗り越えて今年も品質は満足いくものになった」と話し、販売スタートを喜んだ。
 有田みかんには、ヘタのない「顔」の部分から割り、四分割して食べる「有田むき」というむき方があり、大使の高橋さんは「有田みかんは白い皮まで食べられ、栄養豊富。ぜひ『有田むき』で食べてほしい」と話していた。【渡邊裕紀】





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