見出し画像

「一閃連働」でJFLへ 始動 コバルトーレ女川

 東北社会人サッカーリーグ1部のコバルトーレ女川は9日、今シーズンの新体制を発表する「キックオフパーティー」を女川町まちなか交流館で開いた。新入団4人を含む選手25人や葛野昌宏監督(48)らが出席。集まった自治体やスポンサー企業関係者ら約60人にJFL復帰を誓い、一層の応援を呼び掛けた。

 今年のチームスローガンは「一閃連働」。攻守の起点となる選手の閃きにチーム全員が「連働」してゴールを奪うという思いを込めた。ホームタウン代表のあいさつで女川町の須田善明町長が「JFL復帰へ、声を枯らして応援するだけ。どういう状況でも心から支えている人がいることを胸に秘めて戦ってほしい」と激励した。

 新加入紹介では、女川町出身の須田柊斗選手(22)が「小さいころから過ごしてきた女川の地でプレーできることがうれしい。JFL目指して日頃から取り組みたい」と意気込んだ。

黒田主将がJFL昇格に向けた意気込みを語った

 新ユニホームの披露後、黒田涼太主将(33)は「毎年昇格しますと言ってきたが、言葉というものは重い。今年は厳しく結果にこだわりたい」と決意を語り、2年目を迎えた葛野監督も結果を求めて戦う覚悟を示した。

リーグ戦4月下旬開幕

 同リーグ1部は4月下旬開幕を予定し、約6カ月間ホーム&アウェイ方式で優勝を競い合う。【横井康彦】

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。引き続き、石巻日日新聞社のコンテンツをお楽しみください。