見出し画像

はじめまして、再生可能エネルギー(2)

太陽光発電で必要な面積ってどのくらい?

再生可能エネルギーで一番身近に見ることも多いのが太陽光発電。

再生可能エネルギーの中で国内における発電容量が最も大きいのも
太陽光発電で、国の固定価格買取制度も後押しになりここ数年で増えている。

先日テレビで田んぼの上に斜めに太陽光パネルを設置し、稲作と発電両方を実現し収益向上を行っている事例が取り上げられていた。田んぼの上に太陽光パネルが載っている光景を見て少し悲しい気持ちになってしまったが、稲作と電気の二毛作がスタンダードになる可能性もあるのかもしれない。

太陽光発電を推進していこう!と聞いて気になることの1つが、どのくらいのパネルをつくったら日本の電力が賄えるのかということ。太陽光発電を主力電源とすることは可能なのだろうか。

実際に計算してみた

「太陽光発電 必要面積 日本」と検索してみても、個人が遊休地の活用として太陽光パネルを設置した際の発電量に関する記事が多く、最近の記事で合致する情報は見つけられず、資源エネルギー庁サイトのデータを元に計算してみることにした。

58㎢ × 10,512億kWh ÷ 100万kWh= 224,956,800㎢ ≒2.2憶㎢

使用データ(出典:資源エネルギー庁HP)
エネルギー供給量:10,512億kWh(2018年度)
太陽光発電100万kWh発電に必要な面積:58k㎡

22億k㎡というと国土の約600倍! 計算が合っているか不安になる数字…
もちろん天候に左右されるなど他にも考慮すべきことはたくさんあるが
必要な面積がこれだけになるとは、想像を超えていた。

エネルギーは安定供給、コスト、環境配慮等必須条件がいくつかあるわけだが、結局日本で再生可能エネルギーへシフトするにはどんなシナリオなのだろう?ますますわからなくなってきた。

ぜひイベントで専門家にもぶつけてみたい。


身近でかつ遠いエネルギーをゼロから一緒に学んでみませんか?

イベント情報

【エネルギーの未来 トークセッション 世界一やさしいエネルギーの話】
11月28日(土)午前10:00〜11:30

FaceBookイベントページ:https://www.facebook.com/events/1012951189165320
申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/1YS7oHYjrpNGSWl2zN2Jd_lCVRd6GCj8XZhae4mW8YZk/viewform?edit_requested=true

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?