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【イベント11/28土朝10時:エネルギーの未来 トークセッション】

(写真:コスタリカ北部にある地熱エネルギーエリアにあるYoko温泉)

世界一やさしいエネルギーの話 11/28(土)10時〜 お申込受付中!

イベント詳細

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より良い未来のためにクリーンエネルギーの方がいいけど、どうしたら?

日常の中でなんとなく気になるけどそのままにしがちなエネルギーの話。

心地よく生きるために解決策はあるのか、一緒に考えてみませんか?


エネルギーについて感じること

エネルギーについて、この1か月くらいずっと頭の片隅で考え続けていた。人に会う時に再エネについて質問してみたり、意見を聞いてみたり。

反応と考えを重ねて感じること、それは結局、

「電気をリスペクトし、工夫して使用量を減らす暮らしへのシフト」

「より地球に優しいエネルギーを選択して、大事にエネルギーを使う暮らし・こころ」

なのではないかということ。

自分ごととしてのエネルギー

振り返ると、エネルギーを自分ごとと認識したのは2011年3月に起きた福島原発事故。それまではなんとなく問題ありそうな原発システム依存状態を”忙しさ”を理由に気付かないふりをし、毎月届く電気料金請求金額の数字部分をざっくり記憶している程度だった。

原発事故から10年、暮らしの中で変わったのは「TVを持たない」「中学生以来ずっと読んでいた日経新聞の定期購読をやめた」「免疫力の高い食事」そして「日本を離れたこと」。これらは電気をSaveするためというより、むしろ既存システムのプロパガンダ・刷り込みから自身を守る為。暮らしの基盤を海外に移した後も、電気は変わらず”当たり前”の存在であり、相変わらずそのメカニズムの本質が分かっていない現実。

海外に住むと、いろんな面で日本よりだいぶ不便なため、日本の安定した電力供給ぶりにむしろ関心する。停電はしょっちゅう、小雨が3日続くと信号が故障して動かないなんてよくあること。停電で公立学校も閉鎖になるというドタバタぶりですが、困るか?というと意外とそうでもなく、逆に良くも悪くも、電気工事の方への復旧へのプレッシャーも少なく、信号が止まってもどうにかやりくりするマインドにすぐ切り替わるのがサバイバルの基本。

聞くところによると日本では電力の「安定供給」「足りなくならないように供給する」プレッシャーがとても強いそうで、契約にもペナルティー記載がされているらしい。となると、電気についても多めに準備して、足りなくならないように、という無駄も発生してそうです。

電気のことについて基本的なことを調べてみた(日本とコスタリカの比較)

環境エネルギー政策研究所というところが出している2019年速報、日本国内の自然エネルギーによる発電量の割合は18%を超え、太陽光は7%になったそうだ。

【日本・2019年速報】

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再生エネルギーで注目している「コスタリカ」を調べるとこんな記事が

https://www.afpbb.com/articles/-/3203578

【コスタリカ・2018年末】

コスタリカの再生可能エネルギー、4年連続で国内電力の98%以上を供給


コスタリカ電力公社(ICE)が発表した声明によると、2018年の国内の化石燃料発電所による発電量は全発電量のわずか1.44%にすぎなかったという。

主要な発電源は河川水力で、国内電力需要の73.87%を供給しており、次いで風力(15.6%)、火山地帯の地熱エネルギー(8.38%)となっている。

コスタリカでは2018年、国内の化石燃料発電所を使用しない日数が年間300日に達し、化石燃料発電所は5月17日を最後に使用されていない。


悶々と調べるなかに見つけたなんとなくの結論

自然エネルギーについて調べている途中、あるインタビュー記事のフレーズに目が留まる。たぶん私がみんなと目指したいのはこういうことなんだと腑に落ちた。省エネ=ストイックさ、の面が見えるのが苦手、むしろ、暮らしの中の楽しさを追い求めるひとつのステップとしての「電力」、カウンターカルチャー的な、ヒッピー的な、それはきっと自分たちの手で地域の未来やこどもたちの未来を創っていく、ということ。

電力を、パワーエリートから私たちの手に

https://ne-greena.jp/lab/lab_iidasan_1.html

北欧では自然エネルギーに携わっているのはどんな人々なのですか?

飯田氏 私が原子力にいた時代に付き合ってたのは、みんな「パワーエリート」なわけですよ。パワーって電力のことでもあり、同時に権力でもあるんです。北欧で新しいエネルギーに取り組む人たちっていうのは、全くパワーエリートの反対。ちょうどAppleのスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックが、ガレージでコンピュータを生み出す西海岸のカルチャーに似てるんです。カウンターカルチャーというか、ヒッピーというか…
 

そういう人たちが一段先に進んで、実際に事業、しかもローカルビジネスとして、いろんな仲間たちと非常に楽しそうに、自然エネルギーを作ることが、自分たちの地域の未来、子どもたちの未来をつくるんだということに、みんな目を輝かせて取り組んでいるんです。

(文責:akiko)


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