見出し画像

【青春18きっぷシリーズ】師走の身延線聖地巡礼物語

みなさん、こんにちは✋ ひだまり66です⛅
日本全国で梅雨が明け、これからいよいよ夏本番ということで連日の猛暑が予想されています。
人間ってなぜか夏は冬を羨ましく感じ、冬は夏を羨ましく感じますよね笑
ということで今回は少しでも涼しい気持ちになっていただこうということで敢えて師走の旅をお届けしたいと思います!

今回はご無沙汰しておりますが、【青春18きっぷシリーズ】の第2弾となります。第1弾の飯田線の過酷旅は下記からご覧いただけます😅

決行日は2022年12月28日で、中高時代の同級生H君が同伴してくれました~(*^_^*)
今回はなぜ身延線になったかって?
実は同伴者のH君がアニメ好きでして、アニメ「ゆるキャン」の聖地巡礼を兼ねた旅がしたいと言い出したのです。
因みに筆者はこのアニメ、全く知りませんが基本はH君のあとを追っていけばいいだけのようなので、後ろについて歩くことにしました。🚶
それでは2022年の乗り鉄納めとなった旅『身延線の旅』へ出発進行!!

〈身延線とは?〉
とその前に今回のメイン路線身延線とは?という方のために簡単に路線概要を説明しますので、既にご存じの方はここは読み飛ばしてください笑
身延線は山梨県の甲府駅から静岡県の富士駅間、約88kmの39駅を結ぶJR東海の路線です。

甲府駅が起点なので、都内からは比較的行きやすい路線でもあり、前回の飯田線と同様に南北を縦貫する路線ではありますが、駅数や距離で見ると飯田線の半分にも及びません。
よって飯田線の時は観光をしている暇も一切無かったので、ただ乗り通しして帰ってくることを目標としていましたが、今回はちゃんと沿線観光をしていきたいと思います( ^o^)ノ

さすがに18きっぷの旅なので甲府まで特急「かいじ」に課金なんてしませんよ😆
ちゃんと中央本線の普通列車で高尾駅から甲府駅を目指します。
・・・と言いつつも今回はここからいきなり課金しちゃいます笑
ちょうど8:45というベストな時間帯に特急「ふじかわ4号」があり、自由席券も3桁の金額で購入できるということだったので、誘惑に負けてしまいました😅

373系 特急「ふじかわ」

前回の飯田線は、ずーーーと各駅停車だったので特急列車で快適にスピーディーに移動できるのはとても喜ばしい限りです笑
特に373系は関東ではなかなか聞くことができない東芝製のGTOを未だ搭載しているので、この心地よい低音加速音を満喫しながら身延駅を目指します。

特急列車なので1時間もしないうちに列車は最初の目的地である身延駅に到着しました!

まだ山梨県内です
静寂の身延駅

平日の午前10時前ということで駅前はかなり閑散としています。
ただ、駅の真横にあるお土産屋さんにはアニメ「ゆるキャン」の特設コーナーが設けられていて、早くも目を輝かせるH君😅
このタイミングで買うと荷物になるので、帰りにゆっくりと立ち寄ることにしました。

さあ、まだ朝早いですが身延と言えば日蓮宗の総本山として知られる身延山 久遠寺ですよね。
この久遠寺までは少し距離があるので路線バスにて移動します🚌

さすが総本山! 入口から立派な構え

身延山はもう入口から荘厳です・・・
ただ、ここはあくまでも表参道の入口ということで本堂はさらに奥となります。表参道をのんびりと進んでいくと、信じられない光景が目の前に現れました・・・😱

見上げる限り階段・・・😱

「え?これ、上るの? 嘘でしょ??」
我々はお互いに見合って同じ台詞を口にしました。
階段は全部で287段。数字だけ聞くと案外余裕に聞こえるかもしれませんが、何がヤバいって・・・
「一段一段の勾配が急すぎるーーー。」
息を切らしながら必死に上っていく我々の横を地元の高校の陸上部と思われる生徒たちが全力疾走で駆け上がっていきます🏃
10代の現役運動部の子たちは本当に尊敬します・・・
しかし、この石段を上り切れば”涅槃”に達することができるということだったので10分以上かけてやっと上り切りました。
涅槃とは「一切の悩みや束縛から脱した、円満・安楽の境地。仏教で理想とする、仏の悟りを得た境地」(国語辞典)だそうですが、足がパンパンの息絶え絶えで正直、涅槃を実感している余裕はありませんでした・・・😅

涅槃に達したのか??
石段を上った先にようやく本堂

クタクタになりながら本堂でお参りです🙏
さらに身延山はここからロープウェイで山頂近くまで行けるようなので、行ってみることにしました🚡

師走の富士山と富士川

ロープウェイの山頂駅から冬らしい身延の美しい景色が一望できました🗻
僅かではありますが、富士山を臨むことも!

これぞ、自然美!!

それにしても師走の山頂なので寒いです🧣
お腹も空いてきたのでさくっと散策して下山しましょう!
ランチは事前に調べていた「玉川楼」で鰻をいただくことにします(*^_^*)

もちろん、鰻重を注文しました!

2切れ乗っててボリュームも満天😋

おいしい鰻をいただいた後はお土産を購入して身延の街を後にします。
「ゆるキャン」のアニメでは身延まんじゅうも出てくるということでH君はしっかりお土産に買っていました。

店前の看板(H君撮影)

アニメの聖地巡礼って食べ物も含まれるのですね(まんじゅう自体の写真は撮り忘れました🙄)

さて、287の石段で大ダメージを負った足を癒やすために最後は温泉に入って帰ろうと思います!
身延駅から富士駅方面に2駅進むと内船(うつぶな)駅がありまして、駅近に日帰り温泉「なんぶの湯」があるのでそこで一休みしましょう♨

冬の温泉は最高!!

やっぱり温泉はいいですね~
年末の平日ということもあって館内は比較的空いていたのでゆっくりと過ごすことができました😊
時間的には少し早いですが、せっかくなので湯上がりビールとおつまみを注文しちゃいましたwww
宿泊ならここで倒れても大丈夫なのですが、今回は日帰り旅なのでここから埼玉まで帰らないといけませんので、ほどほどにしておきます笑

実はこの内船駅、アニメ「ゆるキャン」の主人公の一人である各務原なでしこの最寄り駅ということで駅自体がもはや聖地なんだとか(必死にネットで調べる筆者www)

ここがアニメにも出てくるのかな?(H君撮影)

この後は特急も普通グリーン車も使わずに富士駅で東海道線に乗り継いで帰りました。
(飯田線に比べたら楽楽です!笑)

おそらくガチ勢と呼ばれる方々の聖地巡礼にはほど遠いものなんだと思いますが、初めて聖地巡礼に同伴しました(^^)/
筆者はほとんど、アニメにハマるという経験がないのでなんか新鮮な旅をした気がしました🤗

他にも沿線にはたくさんの聖地があるそうなので、「ゆるキャン」のファンの方はぜひ、身延線の旅をしてみてはいかがでしょうか?
もちろん「ゆるキャン」のファン以外の方でも、自然と日本古来の宗教が融合した素敵な街がたくさんありますので散策してみてください(*^_^*)

🚟それではまたお会いしましょう🚟