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【もっと楽しむトレインフォーカス #4】~車内チャイムの世界へようこそ~

みなさん、こんにちは✋ ひだまり66です☀
ちょっと間隔が空きましたが、トレインフォーカスの時間です🚆
今回は予告通り、メロディ編最後となる「車内チャイム」の世界へとみなさんをご案内いたします。
是非、最後までお付き合いいただければと思います( ^o^)ノ

▼前回の本シリーズはこちら


車内チャイムとは?

基本的に列車に乗ると自動音声か肉声のどちらかでアナウンスが入りますよね?
通勤列車をはじめ、基本的にアナウンスの前後に何かある訳ではないのですが、新幹線や特急列車に乗ると車内アナウンスの前にちょっとしたメロディが流れることがあります🎶
普段から意識していないとわからないかもしれませんが、「言われてみれば鳴っているかなぁ」と思う方が多いかもしれません。
近年はJRの特急に加えて、私鉄の特急やライナーでも車内チャイムの採用が増えてきているので耳にする機会は多くなっている印象です。

??ひだまりクイズ??

Q.2023年7月20日まで約20年間に渡り、東海道新幹線の車内チャイムとして親しまれてきた曲は以前ジャニーズ事務所にて活躍していたとあるグループの楽曲です。そのグループとは?
①光GENJI
②TOKIO
③SMAP
④V6
※答えはセクションの最後に掲載します▼

新幹線に乗ったら車内チャイムで旅のスタートを感じよう!

基本的に現役の新幹線は所属の会社を問わず、車内チャイムが導入されています🎵
ただ、所属している会社や走る区間によって使用される車内チャイムが異なるのが面白いところです( ^o^)ノ
まずはこちらをご覧ください!

ご覧の通り、新幹線だけでも3分の動画が作れてしまうほどその種類は豊富なのです!笑
ここで新幹線の車内チャイムに纏わる筆者のこだわりを2つ紹介します😁
まず1つ目は「極力東海道新幹線の旅は東京発着にしたい!」です。
現在、東海道新幹線は東京駅のほかに品川駅や新横浜駅もあるので、時と場合によってはそれらの駅の方が使い勝手が良い時も多々あります。
しかし、上記の動画にもありますが、東海道新幹線の車内チャイムとして使用されている「AMBITIOUS JAPAN」のAメロ部分が流れるのは始発駅と終着駅だけなのです🚅
筆者はこれを聞くことで関西方面に行く旅の始まりと終わりを感じていたので、どうも品川駅などの途中駅で降りるとそれを聞けずに旅が終わり、なんか不完全に終わったかのように感じてしまうのです・・・
そんな「AMBITIOUS JAPAN」の車内チャイムですが、残念なことに7/20に20年の幕を閉じ、新しい曲「会いに行こう」に差し替えられました。
鉄道ファン以外の方々にもかなり根付いていたようで、当日は著名人を含む数多くの方々がお別れのメッセージをSNSに投稿していたようですね🚅
新曲も今後、AMBITIOUS JAPANと同様に東海道新幹線のシンボルになって行くことを期待しましょう🎶
聞き納めは下記のバースデイトリップの帰りにきちんとしてまいりましたが、長年親しんだ東海道新幹線のシンボルがなくなってしまうのはやはり寂しいです・・・

2つ目のエピソードは「北陸新幹線でW7系に当たったらラッキー」です。
北陸新幹線は東京~上越妙高間がJR東日本、上越妙高~金沢間がJR西日本の管轄となっています。そのため、車両もE7系(JR東日本所有)とW7系(JR西日本所有)の2種類が走っていますが、見た目は瓜二つで車両番号やコーポレートマーク以外ではほとんど区別ができません。
しかし、今回のテーマである車内チャイムは別々の曲が採用されています😲
これも上記のYoutubeチャンネルでわかるのですが、E7系はTRー12という汎用チャイムが使用されている一方で、W7系は谷村新司さん作曲の「北陸ロマン」が使用されています🌊
北陸の日本海の荒波を思わせるこの曲調が、これから北陸に向かう旅人の心をかき立てるのです!笑
W7系は在籍数がE7系よりも少ないので乗車できる確率が低いからこそ、当たるとラッキーだと思っています😋
最近はW7系の運用は固定されているようなので、事前に狙って乗るのも可能ですが敢えてそれはしないのが筆者のポリシーです!

ということで本文中にクイズの答えを入れておきましたwww
答えはもちろん②TOKIOでAMBITIOUS JAPANでしたー

JR特急でレトロとモダンを楽しもう!

冒頭でお話した通り、車内チャイムが使用されているのは新幹線だけではJRの特急列車でも使用されています。

この中からこちらも2つのエピソードを紹介します(*^_^*)
まずはレトロ代表の「鉄道唱歌」です。
こちらは昭和を代表する車内チャイムで国鉄時代に製造された特急車両で多数採用されていたので、世代によっては懐かしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
新幹線が多方面に展開される以前は特急列車が長距離輸送の役割を担っていました。特に北から来る特急は上野駅発着の便が非常に多かったので、この曲が流れると上野に到着する実感が湧いていたとか。
現在ではほとんどの国鉄型車両が引退してしまい、それを聞ける機会は格段に減ってしまっていますが、今でも多客期の臨時列車として使用される185系はこの「鉄道唱歌」を搭載しているので音鉄たちがマイクを構えていることが多いです笑

それとは対照的に筆者がモダンチャイムの最高峰と思っているメロディが「La Mar Bleue」(サフィールチャイム)です!
2020年にデビューした伊豆の特急「サフィール踊り子」の車内チャイムとして作曲された曲で、サフィールの高貴な車内空間にとてもマッチしています。特に筆者が乗った時はプレミアムグリーン車に乗車しておりましたので革製の座席と薄暗い照明との絶妙なマッチングが堪りませんでした😸
乗車記についてはこちらに記載しておりますので、よろしければ合わせてお読みいただければと思います!

私鉄の車内チャイムも熱い!!

JRのみならず現在は私鉄の有料列車でも車内チャイムが導入されています。

一番代表的なのはロマンスカーでしょうか?
小田急のCMソングで葛谷葉子さん作曲の「ロマンスをもう一度」が使用されています。新宿駅出発後にこれを聞くと小田原・箱根など神奈川県の奥座敷に向かっていく車窓が自然と浮かび上がってくるので何とも不思議ですね。ただし、ロマンスカーに乗れば毎回これが聞けるということではありません。搭載しているのは赤いロマンスカーGSE(70000形)と昨年定期運行を引退し、現在は臨時・団体列車と活躍する白いロマンスカーVSE(50000形)のみとなっています。そのため、どうしても「ロマンスをもう一度」を聞きたいという方は事前にGSEの運用を確認しておくことが必要です。
小田急の公式HPから運用は確認することができます。

最後にご紹介するのは特急ではないにもかかわらず、かなり洒落たチャイムを使っている京王ライナーです(あくまで個人的な感想です笑)

お聞きいただくとお分かりかもしれませんが、ジャンルとしてはサフィール系ですね。西武線の特急列車「Laview」のチャイムも似た曲調になっていますので、ある意味流行の曲調なのかもしれません😉

このように同じ新幹線や特急列車でも使用されている車両の製造年やその車両を保有している会社によって搭載されているメロディも違います。それが、鉄道が築いた時代の変遷や旅行したくなる気分を一層かき立てるのかもしれません。
もし、意識したことが無かったという方がいらっしゃれば、次に新幹線や特急列車に乗る機会に是非耳を澄ませてみてください(^_^)
何か新たな発見があるかもしれませんよ。

※あまりにも新幹線の顔写真のメモリーが無かったので、鉄道博物館が保有しているE1系Maxの顔をトップ画像に採用しました。
ご了承ください。

これをもちまして「メロディ」シリーズは終了となります。
正直なところ、次回は音鉄の他ジャンルを書くか、気分転換に音鉄以外のジャンルで書くか決め兼ねていますので、次回の内容は気分次第となります笑

🚄それではまたお会いしましょう🚄