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鹿島戦勝利でゼルビアが勝ち得たもの 2024J1第3節 vs鹿島アントラーズ 試合後雑感【FC町田ゼルビア】

こんにちわこんばんわ。ひだりです。釣り気味タイトルで恐縮ですが8割雑記です。


土曜日の鹿島戦、みなさまおつかれさまでした。そして念願のJ1ホーム初勝利、本当におめでとうございます。

ゼルビアにとって歴史的な因縁深い鹿島を相手に、勝ち切るところまで全力でやってくれたチーム渾身の努力と健闘に心からブラボー!を送りたい。

後半、鹿島のポジション可変もあって押された時間もあった中、なぜ勝利へと辿り着けたのか、自分的に読み取りたかったことのおおよそが、 tanalifeさんのレビューにキッチリとまとめられていたので、しんぱち食堂の朝定食を食べながらさすがは御大……と感心させられた爽やかな今朝でした。

試合についてはすでに多くの素晴らしい記事が上がっておりますので下記ご参照ください。

郡司さんのレビューも、ポポさんのことは特にもう筆がノリノリで良かった。

鹿島戦を観ていて自分が個人的に感銘を受けた部分はゼルビアTimes引用リポストで書いていたあたりがおおよそすべてです。

見たい守備、ゲーム管理が観れて満足度が高かった。
状況を瓦解しない/させない根幹にあったのは、奈良橋さんの指摘通り、ドレシェビッチ・チャンミンギュのCBコンビが絶対に跳ね返してくれるという信頼。

得点シーンが素晴らしいのはもちろんだけど、それ以上に、あの鹿島アントラーズを相手に、守り切る勝ち方ができたことが最高に楽しかった。

攻撃は個の質で殴れることもあり得ますが、守備は誰かひとりだけではなく、チーム全員の献身、戦いの目が揃わなければ絶対に成り立たないもの。いつもどおりの攻守一体、チーム全員で勝ち取った勝利であることが嬉しい。嬉しいです。

鹿島戦勝利でゼルビアが得たもの

鹿島戦に関しては、週明けてもさまざまなメディアで平河の発見を中心に反響多数の状況。

J1、それもまだまだ3節とはじまったばかりですが、明らかにJ2時代には想像だにしなかった環境変化がはじまっていると感じるので、記録も兼ねて雑記として残しておきます。

J1新興勢力としてのポジション

上記のようなメディア記事が増えてきたこともあり、ネット上のゼルビアに対する論調が明確に変わってきている。

DAZNハイライトのYoutube を見ても、ゼルビアがなぜこういうサッカーをしているのかを理解し、肯定的に捉えてくれるコメントが増えた。

ゼルビア関連のコメ欄といえば、昨年は往々にして成りすましか暴力チームと揶揄するヘイトコメントばかり並ぶのが恒例だったが、あいつら一体何者だったんだ。(真顔)

3節まで、対戦相手のサポを軸に、ゼルビアがJ1リーグにおいて提供できるかもしれない価値を一定評価する声がすごく増えてきているのは、試合後勝っても負けても閉口せざるをえないコメントの相次いだ昨年を考えるとありがたい。
なんというか、やっとサッカー的な話の土俵の上で、相手と正当にコミットできる輪にたどりついた感じがあり。昨年のあいつらマジいったいなんだっry(真顔2度目)

ネット上だけのことでいえば、レオザさん、ノーミルク佐藤さんら別角度の考察を加えてくれるネット系識者を通じて、ゼルビアの試合に直接触れたことのない、でもサッカーが好きな人々にアプローチできたのも全体の風向きにけっこう影響している気もする。

関心はないよりあった方がいい。ただただありがたし🙏

J1における町田サポのカタチの再確認

この日、一番嬉しかったのは、もしかしたらこっちかなというくらい思っているのですが。

試合前、鹿島のスターティングメンバー発表の時、海舟に、またポポヴィッチ監督にもバックスタンドから盛大な拍手が起こった。

ポポさんについては大失敗に終わった3年計画の諸々から、複雑な想いを抱えるサポーターの方も少なくないことはわかっていて、実際、当日はどこかから「ポポヴィッチにはブーイングでしょ!」なんて言ってる声も耳に聞こえてきてた。

それでも、実際は、ポポさんをも盛大な拍手で迎え入れたい観客が本当に大勢いて、美しい青空のもと拍手の響いたスタジアムは暖かくて最高の雰囲気だった。

他チームには他チームでそれぞれの在り方があっていいけれど、町田は、それがかつての仲間であれそれ以外であれ、せめて試合の前後は、対戦相手を敵ではなく同じピッチを囲む仲間として、拍手で讃えられるチームであってほしいなと、1サポーターとしても、観客席に子ども2人座らせている親としても強く思う。

結局は今までもこれからも、まちだはまちだで。そのくらいが、きっとこの街にはちょうどいい。

地元の人たちの声

仲良くしているお隣さんから「アントラーズに勝ったのはすごい!」とLINEが来た。
娘同級生のお父さんからゼルビアのこと結構チェックしてるなんて話をされた。
どちらも、鹿島戦の翌日、僕がSC相模原とのTMを観に息子連れて三輪緑山へ行く前後に届いた話。

ふだんの生活の中で、家のそばや子どもの送迎時なんかに、どちらもちょいちょい顔を合わせている間柄なのだけど、それまでそんなサッカーの話が出ていたわけでもなく、、、そんな身近なところから、ゼルビアの話が出てくるようになってきたのは、やっぱりJ1昇格の効果なのだと思う。

ゼルビアが街に根付いてきた成果とも言えるけど、昨シーズン終わりからの街の風景の変わりようから見ても、J2までとJ1ではおそらく街への浸透効果はちょっと比較にならないほど違うのだなと実感する。

今回「鹿島に勝てるサッカーチームが、この街にある」という事実は、今後、よりエポックメイキングな出来事として、町田での生活の中でも大きな意味を持ってくるのかもしれない。

おわりに

なんとなくですが、ここまで3節を終えて、ようやく今シーズンのプロローグを終え、今後対戦していく各チームに一定の警戒心を植え付け、ここからが本当の意味でJ1での戦いになっていくような気もします。

特に、注目を集め、気持ちの入ったビッグマッチの後はテンションがどうしても緩むことは本当にあるあるなので(昨年最初の敗戦となったホーム秋田戦を思い出したい)月曜日の日付が終わる前に鹿島戦については区切っておきたい。

次節、北海道コンサドーレ札幌戦のプレビューのため予習を進めます。ひきつづき楽しんでいきましょう。共闘!





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