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休職日記(1)

休職してせっかく時間があるので、気が向いたときだけでも日記をつけていこうと思います。今回は家族と介護について思ったことを。

今日は母方の祖父母と母と私の4人で買い物。

祖父は数年前から体調を崩し、何度か危ない時期はあったものの、何とか回復。現在は施設に通いながら自宅での生活ができています。
祖母は今年に入ってからなんだか調子が悪いと話に聞いていました。

少しぼけが始まってるものの、祖父母との久々の外出はとても楽しかったです。ただ、帰りの車で母が一言「これがずっと繰り返されるというのもなかなか大変なんだよ」。24時間気を抜けない、とまでは言わないものの、日々気を張り続けている母の言葉。帰省してからずっと思っていたけど、私なんかより、よっぽど母の方が大変だしストレスを抱えています。

今は二人暮らしをしている母方の祖父母。田舎の生命線といえば車ですが、免許は返してしまっているため、買い物や通院の際は、母か母の妹(おば)が車を出してます。幸いにも、母もおばも車でそう遠くない距離に住んでいます。

ただ、母は父方の祖父母の介護もあり、おばも日々の生活があり、家族のためだとしても、やはりストレスはたまります。

大学の4年間と就職してからの1年間、ちょくちょく茨城に帰ってきてはいましたが、5年の間にじいちゃんもばあちゃんも、やっぱり歳を重ねています。今日久々に会って、ばあちゃんが前よりも急激に痩せていて、率直に驚きました。笑顔が見られたからよかったけど、食べ物がうまく食べられないとのことで心配です。昔のように長く散歩したり、動いたり、しゃべったりは難しくなってきています。

子供時代は毎週、私の家族とおば家族でじいちゃんばあちゃんちに集まるのが恒例で、みんなでご飯を食べたり、年の近いいとこと遊んだり、じいちゃんばあちゃんにかわいがってもらえたり。私の子供時代の中でも大好きな時間でした。

上京して、祖父母が被介護世代、父母が介護世代として生活している様子を遠くから眺めてきました。自分の番になったときに同じようにうまく生きていけるのか不安です。(その前に今だってサポートをしないとだけど)

パートナーは東京、両親は九州、中部、茨城、姉は東京。家族の介護を理由に自分の行動を狭めるのも、親にとってはうれしくない。

「これから超高齢社会と少子化で人手不足…ってなってくのに、どうやって子供育てて働いていくんだ。」みたいな主張を最近頻繁にTwitterでも見る気がします。

介護問題と人手不足、避けられない問題が確実にある、と改めて思いました。どう対処していくべきなんだろう。答えはあるのでしょうか。

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