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君に届けっつってんの❗️

来年も 再来年も
今以上に クソ寒くなって

それぐらい バリえげつなくて(?)




寒気止まんねーんだけど。

風、強すぎるし寒すぎるだろ。
加減を覚えろよいい加減よ。

鼻水もズルズルしてるし参ったね、こりゃ。

胸がなんだか苦しいカモ。

恋じゃないよ。

あと頭もポワポワしてきた。

恋じゃないよ。




「少女漫画を読め!」

かつて通っていた塾のトップのおっちゃんが、授業の終盤、前触れなく発したこの言葉。

これが妙〜に印象に残ってる。

塾長の担当は社会だったが、何故か国語の文章読解の話をしていて、そこから唐突に「少女漫画を読め!」である。

塾長いわく。




少女漫画というのは、『感情』を色濃く描かれることが多いらしい。

例えば、主人公を『ヒメ』ちゃん。
その主人公とのちに恋仲になるオスを『オウジ』くんとして。

オウジくんがヒメちゃんと初エンカウントした際の一幕で「フン、イヤな女……」とどこか満足気な表情で言えば。

「イヤな女」と口では言っても、オウジくんの中では「おもしれー女」なのである。

また、オウジくんが他の女の子とイチャイチャしてるところをヒメちゃんがたまたま見てしまい、「別に、あんなヤツどうだっていいし!」と頬を膨らませて言えば。

そんなこと言いつつも実際は嫉妬していることがよ〜くわかる。

なにより、そうした感情━━━喜怒哀楽の表情を、少女漫画ではしっかりと描かれる。

少年漫画に出てくるトリックスター的な、表情や声音からなにひとつわかんねー、敵か味方かどっちなんだい❗️ なヤツはほぼほぼ出てこない。

「このセリフ、一体全体どういう気持ちで出てきたんだ!?」となるようなケースが極端に少ない。

故に読解が苦手な者は、少女漫画を読め❗️




てなわけだった。

当時のオレはというと塾長のありがた〜いお言葉そっちのけで、オウジとヒメのラブストーリーについてひたすら妄想していたりした。

なんならオウジのライバルポジを登場させるタイミングとか、中盤で2人の間柄に亀裂が入る暗い展開を差し込んだりとか、

もう、プロローグからエピローグまでビッチリ考え抜いていた。

ちなみにオウジとヒメは最後しっかりくっついて家族になります。

ネタバレしちゃってワリーけど。

コミックス派のやつにゃ申し訳ねーけど。




まぁそれきっかけかは分かんないけど、これまで少女漫画に触れる機会が多々あった。

王道の純愛ストーリーから、「え、中坊のくせしてフツーにラブホ行くしフツーにセックスしちゃってるんだけど」みたいなゴッチゴチのヤツまで、割と色々読んだ。

中でもいっちばん胸がキュンキュンしたのは『君に届け』だね、やっぱ。

爽子の友達周りのエピソードもいいけど、っぱ爽子と翔太よ。

翔太がみんなの前で「黒沼のこと好きだよ」って言うシーンとか、爽子が必死に「すきなの」って言葉を紡ぐところとか、マジで好き。

誰かに心臓絞られてる❓ ってくらいキュンキュンしたもん。

つーかむしろ怖いわ。
風早翔太のこと。

オレが高校生の頃なんてエロのことしか考えてなかったもん。




君に届け、読み返してェ〜。

ただ、あれ30巻近く出てたよな確か。

でも読みてえよな。

つかただでさえ寂しい日々に風邪が追い打ちかけてきててキッチーの。

君に届け一気読みしたあと現実に意識引き戻される前にポックリとイキてーの。

泣。

そんだけ。

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