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💔ウマ娘を知らないで書く【マヤノトップガン】

「ポッと出」トップガンと呼んでいた。

ポッと出の由来は3歳春、未勝利と500万下で足踏みしたことと神戸新聞杯、京都新聞杯を勝ちきれなかったこと。なのに菊花賞を勝ったから。菊花賞前に主に呼んでいた。「ポッと出」。言い方変えれば「夏の上がり馬」なのに…
当時を振り返ると、トップガンの世代は歴史に残る「サンデーサイレンス」第1世代。フジキセキの圧倒的な強さに度肝を抜かれ、フジキセキ故障の後も皐月賞をジェニュイン、ダービーをタヤスツヨシが制し、競馬場及びウインズは「オイオイ、なんじゃ?すごいことになってきた」「でも、産駒は気性悪いねー」なんて論評するオヤジ達の話を聞いていた。1年前にナリタブライアンの強さを嫌と言うほど知ってしまったが、もーなんとなく「最強黒船サンデーサイレンス」的な流れになっていた。で、ブライアンズタイム産駒のトップガンが菊花賞に勝つ。何か「脳内を大混乱させられた馬」って感じ、気分屋っていうか、ピークの時は強いけど中々本気出さないイメージ。で、今では当たり前の菊花賞→有馬記念のローテでG1、2勝目をゲット。ナリタブライアンの復活とか女傑ヒシアマゾン最強説(そんなんあったか知らんけど)を6番人気でぶち壊した。
〈杉本清さん怒られる大章典〉
で、4歳になってナリタブライアンとの一騎打ち「伝説の阪神大賞典」を迎える。それがまた、土曜日だった記憶。10頭立てでご存知のマッチレース。土曜なのになんで杉本さんの実況聞いたのか記憶は曖昧だけど途中で「前はいい、2頭を見せてくれ」的な実況して怒られたらしい。当時は東西の対抗意識が今より強くて府中を棲家にしていた我々は、「直線短いから3コーナーからやり合って(笑)」みたいな感じだったけど。で、問題なのはその秋なのですよ。人気してオールカマーで負け秋天に向かうんだけど、当時はオールカマーから秋天に向かうローテはダメです論が蔓延っていて、さらに調子悪いとか新聞に書いてあったから、バッサリ切ったら2着に突っ込んできて…(◎バブルなのに…)したら有馬は飛んで、最後春天でサクラローレルをぶっこ抜いてとか…ま、田原とのコンビも影響してるんだけど、当時の関東競馬ファンにしてみればキャラ的にはヒールっていうか、掴みどころが無いっていうか…種牡馬としてもナリタブライアンが早逝したから需要はあったのかもしれないけど、「サンデー1強」の流れだったし…栗毛だけど、流星がイマイチで(ファンの方ごめんなさい)パッとしないポッと出。強いんだけど強くない的な…
こんな感じで、名馬に当時の流れがわかる感じでダラダラと書いていきます。
個人の感想なので怒らないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回はどの馬にしよーかな。

父  ブライアンズタイム
母  アルプミープリーズ
母父 Blushing Groom
〈主な勝ち鞍〉
G 1 菊花賞、有馬記念、宝塚記念、天皇賞(春)

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