戸崎…しっかりと伝えてくれてありがとう。
「２週前は２週目らしくゆとりのある追い切り」
「１週前はしっかりやった、動きは良くなっている。前進気勢が出てきたのは良くなってる証拠」ともに、友道厩舎の調教を手伝い、的確な意見をする藤岡康太さんのコメントである。
普段なら真っ先にきる人気馬、ジャスティンミラノ…出走した２レースはドスローから直線向いてヨーイドン。皐月賞とは繋がらないレースだからだ。でも今日は斜線を引くのはやめ、心から応援しよう。

〈ルールはルール〉
１８頭立てなら１０番人気以下の馬から指名するのが人気薄温泉。
◎はエコロヴァルツに打たざるを得ない。今開催の４コーナー、土の塊が飛びまくる。力はいる、だが時計もそれほど悪くない。そんな馬場と被るのは、夏の札幌、クローバー賞である。１４８８で後続を１秒千切って見せた。休養を挟み、出負けした朝日杯で存在感を示し、前走の共同通信杯は上記ドスローで参考外。この馬に３２秒台の脚はない。３４秒台で差し切れる…すなわちレースが流れることをただひたすらに待つ。２枠３番、武豊が必死に折り合いをつけ、荒れた内ラチ沿いで土塊の痛みに耐える。この痛みなど…
　迎えた４コーナー、競馬を愛するファンが待つスタンドに向けて大外に出すだろう。キンカメの肌にブラックタイド、黒鹿毛の均整の取れた馬体が大観衆の前を突き抜ける。そして、ダービーもまた大混戦になるのだ。