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この音楽がパンデミックすることを願う # スキな3曲を熱く語る

音楽のネタはいくらあっても書き飽きることはありません。
今回"好きな曲を3曲熱く語る"というお題を見つけましたが
正直ほぼすべての記事で紹介しています。笑

ただ……今回も漠然としたテーマですが
自分なりに絞って紹介させていただきます。
まぁ上記の記事は少々ビジュアル系によっているので今回はそれ以外で。
ひとつ懸念があるとすれば下記の曲……spotifyに入ってるかな。苦笑

①Affection / Face (青木隆治)

ツートン青木の息子第2世モノマネタレントとして活躍する青木隆治。
彼が実はface名義でオリジナル曲を発表していることは
知名度の割にはあまりにも把握している人が少ない気がします。

私も正直それまで知らなかったのですが
一時期渋谷のスクランブル交差点を抜けた辺りに設置してある電光掲示板で
この曲が延々と流れていました。

なんかやたらとかっこいい曲が流れてるなぁ、しかもめっちゃ歌上手
と気になって調べて、ようやく彼が音楽活動をしていることを知りました。

皮肉にも彼のディスコグラフィはカバー曲しか売れてないんですが
聴いてみるとオリジナル曲はロックテイストのものが多く、
また幼い頃から芸能界で揉まれているせいか
歌詞は酸いも甘いも滲んでいてなかなか味わい深いです。
そしてボーカルの上手さはもはやお墨付きですよね。
ハスキーなようで透き通るようでもあって聴き心地もいい。

とくにこのAffectionは"この声""喉"という単語が出てくるせいか
自分のこれまで経歴(モノマネ)を踏襲した上で
あくまで自分の声で、自分の心で
なお誰かのために歌いたいという彼の決意みたいなものを感じました。

と同時に
この情報禍社会やすぐ批判しがちな世論への投げかけにも聞こえるし
視点を変えて個人に置き換えてみても
普遍的なラブソングや家族愛に変換することもできるでしょう。

ギターを掻き鳴らしてますが柔らかいストリングスがポップスに昇華し
万人に受け入れられるポテンシャルを持ってる楽曲じゃないかな
と思ってます。

あんなに渋谷のド真ん中でかかってたのに
カラオケで歌っても誰も無反応なんですよね。苦笑

で、やっぱりこの曲はなかったので最新曲を↓

②Lost Paradise / Pile

アニメ「ラブライブ!」の劇中アイドル、及び声優ユニットのμ'sとして
華々しく音楽チャートを賑わしたメンバーの一人、Pile。

彼女はその後ソロシンガーとして活動していますが
実は声優になる前はその辺のロックバンドと交流があって
何も事前情報がない状態で聴いたら女性ボーカルのバンドかな?と思うほど
その方向性はロックそのもの
それこそLiSAが売れてなかったらその位置に彼女がいたかもしれませんね。

この楽曲は一応
王様ゲーム」というサバイバルアニメのタイアップがあるのですが
アニメが大コケしたので気にしない方向で。

楽曲的にはメロコア系のバンドと比べても差し支えないアンサンブルだが
甘くも鋭いボーカルが乗ることによってポップさも演出。
それこそJUDY AND MARYが売れるならこっちも売れていいでしょ的な。

歌詞はいかにもディストピアな世界でそれでも生きて行けと強く願っており
いまのパンデミックの時期にこそ聴いて奮い立ってほしい内容。

③Black Sabbath / 8bitBRAIN

日本ワールドプロレスリングの4月5月ファイティングテーマ
闘う、というタイアップにふさわしく
歌詞のテーマはすばりコロナ禍で苦しんでる全ての人への想い。

まして彼女らはメジャーデビューがコロナ真っ最中
その状況下でしか音楽活動を経験してないと言っても過言ではないほど。
実はこちらは3rdシングルなのですが
1stから一貫して同じテーマを掲げており、もしかしたら
一番この時期に苦しんでる人と同じ気持ちで歌っているかもしれません。

アイドルながらヘヴィなサウンドとトランス要素の強い電子音と
デスボイスとケロールボイス。……PassCode直下の音楽性で
聴く人は確かに選びますがぜひ広まって欲しいユニットです。

あとこのユニット、実はラブソングが一曲もありません。
睡眠欲とか食欲とか、wifiの電波状況とかビール飲みたいとか
人間が常に抱える葛藤だったりの歌詞ばかりで非常に面白いです。

こぼれ話ですが、この歌詞とタイトルを付けたのがメンバーであるサリ嬢。
某有名外国バンドと同じ名称ということで混乱を招いてますが
本人曰く「ジョジョからとったから違います!」とのこと。
うん、でも、たぶん荒木飛呂彦さんはそのスタンド名をそのバンドから拝借してると思いますよ。笑

afterword -計算されつくされた 生と死が交錯する物語-

というわけで、歌詞に「ウイルス」が含まれるオススメ楽曲3選でした。
テーマ変わっとるがな。笑
こじつけですが今の時期に聴きたい楽曲とも言えますね。

個人的にはすでに15万曲ほどmp3で所持している上に
あまりサブスクのプログラムが自分の好みを理解してくれないので
おすすめされる曲がお気に召さない場合が多く
積極的に利用してるかと言われたらしてないのですが
コンビニで流れてる曲で気になったものを調べて購入する
みたいな使い方には適しているかなとは思ってます。
あともう単純にサブスク解禁してない曲を持ちすぎてるというのもある。

増えて欲しい機能としては歌詞検索ですかね。
例えば今回
たまたま"ウイルス"が歌詞に入ってる曲が3つ思いついたのでいいんですが
タイトルに含まれないけどなんか"赤い月"を歌った曲聴きたい
とかなったときに見つけられると嬉しいです。
そうなったらめっちゃ使うかも。歌詞情報埋め込むの難しそうだけど。苦笑

そんな本日のセルフサブスクの履歴はこちら↓

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nawplayingはPIERROTのPARADOX。

記事にすねたのかヴィジュアル系の代表格みたいなのが来ましたね。
思えばPIERROTはウイルスって単語多用してそうだなぁ。

この曲は限定シングルではありますが
HEAVENというCD自体を所有さえしていれば隠しトラックとして聴くことができます。
PIERROTにしてはというと語弊がありますが
曲構成も歌詞内容もわかりやすく、故に聴きやすい部類。
まぁタイトルからしてまともな主人公の内容ではありませんが。


というわけで今回はこのくらいで。
もっと長文かける曲選ぶんだったかな。笑

#スキな3曲を熱く語る

最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!