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コーチングとの運命の出会い

コーチングはいつから知っていたのですか?と聞かれることがあるので、出会いについて書いてみます。

 実は35歳くらいの時に、仕事で大失敗をしました。
それまでも何度も失敗してました。
たぶん、会社の中で一番失敗していたのが私だと思います。
それでも会社がチャレンジしての失敗ととらえてくれて、むしろ評価されていました。
その風潮があったから、17年続いたのだと思います。
それでもその時の失敗は、今まで積み重ねてきたものが全部崩れるような、先が見えなくなるような大失敗でした。

その失敗があって、この先の人生を考えたんですよね。
色々考えてみました。
これから私が求められるものは、管理するとか、きっちり数字を見るとか、マネージメントの部分になっていきます。
でも、私の得意って、ITを使って業務改善とか自動化をするためのシステムをクライアントと話をして、実現方法を考えて、実際に作るなど、現場で頭と手を動かすことなんですよね。
これから、歳を取って、もっと上の立場になっていけば行くほど、私が求められるのは苦手なことかもしれない。

このままだと私は、自分が得意なことをで生きていけなくなるな、まあ、組織ってそういうものなんだよな ーって思ったら、このままでいいのだろうか?って真剣に考えるようになりました。

ちょうどそんな時に、会社の中で、東京で新しいプロジェクトがスタートするという話があり、全体をまとめるために、マネージャーが参加する必要があるという話が持ち上がりました。
 それを聞いた時に、これって、何かを変えるチャンスかもしれない
 今のまま、この場所にいても何も変わらない、東京に行ったら何か新たなチャレンジができるんじゃないか?
息子は小学校に入ったばっかりだし、単身赴任になるのですが、でもこれが最後のチャンスかもしれない。
そう思ったら自然に体が動いてました。
 
東京での単身赴任生活が始まり、1年くらいは、仕事や環境に慣れることを最優先にしていたので、特に変わった動きはしませんでした。
でも、ちょっと落ち着いた頃に、何か始めたいなと思い始めました。

昔から、仕事が終わった後に勉強会に行くということに憧れてました!
私が住んでいたところでは、あまりそういう機会はありませんでした。
(それでも、会社では、一番会社の研修費使ってたのが私だと思います。)
刺激を受けたくて、東京に行こうと思ったので、まずはIT関係のいろんな勉強会に参加してみました。

 参加してみたら、思ったよりワクワクはしなかったんです。
もともと IT が好きというわけではなくって、新しいことを学ぶ好きなだけでだったのですよね。
(学べれば何でも良いわけではないということがとわかりました。)

じゃあ何か新しいこと始めようって思った時に「そうだ!英語が話せるように なりたい!」と思って、英会話スクールに通い始めました。(これなら茨城でも良かったのでは?笑)

 それでもまだまだ好奇心は満たされず、他に何か無いかな?と考えて過ごしてました。
ある時、ふと、そういえば昔たくさん本を読んでいた勝間さんって今どうしてるんだろう?って思って、インターネットで検索してみたら勝間塾というものをやっていることが分かりました。
(この時は、まさかこの出会いが私の人生をガラッと変えるなんて思ってもいませんでした。)

2011年の10月に入りました(勝間塾は2011年の4月からスタートしてました)
勝間塾に入ると、なんだか周りの人たちがすごい人たちばかりで、みなさん勉強熱心で、活発で、最初は恐る恐るでしたが、なんだかとっても楽しくなりました。
 月例会に参加したり、その後にオフ会に参加してみんなと話をしたり、とても刺激的でした。
(これこれ、私が求めていたの!)

 勝間さんからの刺激、一緒に学ぶ人からの刺激、こうして学ぶことが楽しいんだな、こんな風に毎日学べたら楽しいなって思いました。
毎日本を読んだり、勉強会に参加したり、そんな人生を送れたら幸せだな・・・

そう思えたら、1度きりの人生、最後のチャレンジをしてみたい。
まだ何が出来るかわからないけど、きっとこんなに楽しいことなんだから何とかなる!
 17年もエンジニアをやってきて、この歳でそれを捨てて新しいことをするなんて勿体ないという気持ちもありましたが、だけど、これから定年まで考えると20年以上あるし、社会人生活は今までよりもこれからの方が長いのだから、だったらこれから本当に好きなことをやっていけば、きっと今までの分を取り返すことはできるんじゃないか?
好きなことが仕事になったらなんて幸せなんだろう!そう思って会社を辞めることにしました。

会社に伝えたのが、2012年3月
もう、今すぐにでも辞めて新しいこと始めたい!もう止められなくなっていました。
とはいっても、責任のある社会人、会社との話し合いで、2012年の12月いっぱいでの退職が決まりました。

さて、これから何を仕事にしていこう?

退職の話を会社でする時も「これからどうするの?」と聞かれても「まだ決まってません」としか言えなくて、38歳にもなって、この人どうしちゃったんだろう?って思われてたと思います。
なんだか、気持ちだけ高ぶっていて、熱く語ってた気がしますが、その変な温度感でだんだん周りは引いていったのがわかりました。

とにかく、今、分かっていることは、学ぶことが楽しいということだけ
 学ぶことが楽しいのだから、学んだことを誰かに教える仕事をするのがいい、それだけしか決まってませんでした。

 でも、学校の先生をやりたいわけではありませんでした。(大学は教育学部でした)
さらに、致命的なのが、人前で話をするのは苦手なことです。
特に多人数が苦手、それまでプログラミングとかパソコン相手に仕事をすることがほとんどでしたので、人前で話す経験はあまり多くありませんでした。
学ぶことは楽しいけど、それを教えるとなると、それは楽しいのだろうか?
 
多人数は苦手だけど、少人数に何か教えるのだったら出来るかもしれない。
相手が成長しているのを感じられるのは好きなんですよね。
そうだ!少人数で教える塾のようなものをするのがいいかも?

 そんな時に勝間塾の人達が、マインドマップというもの書いていて、私も真似して書いていたらとっても便利で、こういうものを教えられたらいいなと思いました。
そんな時にちょうど、マインドマップの生みの親が海外から日本に来てインストラクター養成講座を開催するということを知り、すぐに申し込みました。
 マインドマップを少人数の人に教える、まずはこれを仕事にしていこう!そう思いました。
ホテルの一室で、3人くらいの受講生に1日教える、そんなイメージを持ちました。
やっと、見つかった!

会社を辞める、マインドマップを教える、これからのワクワクする人生を話す毎日、明るい未来しか見えませんでした。

ある日、勝間塾の月例会の後のオフ会で、私がこれからやりたいことの熱く語っていました。
学んだことを人に伝えることをしたい、少人数がいい、人の成長に関われることが楽しい、というような話をしていたら、その中にいた1人が
「それってコーチング かもしれないよ」
って教えてくれました。

 その方は、コーチングというものを受けているということで、私の話を聞いていたら、それは、コーチングかもしれないと思ったそうです。
私自身は コーチングはマネージメント研修の時に何か聞いたことあるかも?程度で、それ以上は特に何もわかってませんでした。

コーチングって何だろう?家に帰ってからすぐに調べてみたら
「私がやりたい事ってコーチング かもしれない!!!」そこでビビっときました。(この頃は、いつも興奮状態)
これは、私の天職に出会えたかもしれない!

そう思ったら、もう、コーチングしか見えなくなりました。
コーチングってどうやって学べばいいんだろう?コーチってどうやったらなれるんだろう?そう思ってコーチングを調べたり、コーチングスクールを調べたりして、早速、コーチングスクールの体験会に申込みました。

 今、考えると驚きなのが
私のテンションがめちゃめちゃ高かったこと(笑)
退職が決まった時点で、コーチングに出会っていなかったこと
コーチングとの出会いは偶然であったこと(思考して自分が何をしたいか見つめて、それを周りの人に伝えたことが偶然につながりました)

そして、一番の驚きは、この時点でまだ、退職の話を妻にしていなかったこと・・・

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