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自分も世界も美しくなる平和的な生業をつくる。

*タイトルはこんなだけど、「欲が出てきたので、仕事を始めます」という話です。笑

神さまがもっとも悲しむ生き方

最近読んだ本に書いてあったのですが、「自己犠牲は、神さまがもっとも悲しむ生き方」なのだそうです。

“もしも自分の大切な人が「自分さえ我慢すればみんなしあわせ」と、我慢して一生を終えることを想像したら心苦しいのと同じく、神さまは人間に自由に、しあわせに生きてほしい”とのことで、深く納得しました

僕はこの二年間、それぞれが無理なく楽しくできること(=ギフト)を分かち合いながら(例えば畑をお手伝いして、宿泊させてもらうなど)、日本〜台湾を旅をしてきました。

No plan(無計画), No money(無銭), No license(無免許)と、”無”のオンパレードで始まった旅ですが、信頼し合える関係性の土壌さえあれば、ごくわずかなお金でも豊かで割と自由に生きていけることを知りました。

旅を通して知ったこと

  • 衣食住は誰かが作ったものを買うだけでなく、自分たちで創り出せること、金銭的な価値に変換されなくてもそれが生きる上での絶大な安心感を作ってくれることを知りました(ある人はお金があるよりも薪がある方が安心!と言い切っていました笑)。

  • 自然環境に極力負荷をかけないだけでなく、土や空気、水の流れを豊かにできる暮らしがあることを知りました(大地の再生、パーマカルチャーが示してくれる世界観)。

  • お金はただの対価としてだけではなく、愛や応援の手段として使えることを知りました(ギフトエコノミー、恩送り、腐る経済、eumo)。

  • (機械化やIT化が進んでいるとはいえ)長時間、低賃金労働が起きやすい労働集約的な仕事だけでなく、微生物の働きや自然の摂理と協力し合うことで、心身ともに無理なく人間らしい働き方ができることを知りました(微生物や菌たち、季節のリズムに則って作られたものは、本当に身体が喜ぶのがわかります)。

新宿や六本木と川崎のアパートとを行き来する暮らしをしていたころには知り得なかった世界を知ってしまいました。

旅の途中、資金が底を尽きそうになり人口最小県である鳥取県の老舗の小さなとうふ屋で働いたり、あえて人の少ない田舎の辺境で本屋やパン屋、農的暮らしをベースとして手作りの暮らしを生業にする人たち(中にはヒッピー的な人も)と出会ったり、そのときは「なぜこれをやっているんだろう?」と頭で考えてもわからないことが連続することもありましたが、その瞬間、瞬間に最も心が動く方へ素直に動くということを実践してきました。

そして、今日散歩しているときに今までやってきたことがすべてつながった感覚がありました。

僕が田舎をめぐってきた理由、それは「モノやサービス、便利なお店や交通網がなくても、そこにある資源で豊かに暮らす術を学ぶため」でした。

いわゆる田舎暮らしをみんなに勧めたいとかそういうことではなく、ほんとうに大切なものを知るには一度”無いものだらけ”の世界を知ることがとても大切だということがわかったんです(現実を眺めるレンズが変われば、実は無いと思っていた世界には豊かさがあふれていることも)。

そのためにも僕は大きなお仕事をくださっていた人とのご縁だけでなく、家や家具をも手放し、26歳で持っているべきとされるものをほとんど持たずに旅を始めたのだということも、ストンと腑に落ちたのです。

【 欲について 】

・・・・・・欲が出ました。

小さくても豊かな暮らしや生業がある。
しかも、そこに犠牲や搾取はなく自分も自然も美しくなっていくような在り方でそれを実践できる。
このことを、これまでとは違う生き方や働き方を選ぼうとしている人たちと分かち合いたい。
このことを僕だけが知っている、実践するだけではもったいなすぎるだと思ったんです。

あまりにも魂が震えたので、実行に落とし込むべく久しぶりに計画をもつことにしました。
2024年の春頃から一年間、僕は台湾で暮らします(台湾である理由は、食べ物や台湾人の在り方、伝統や芸術のカルチャーが好きだからというシンプルな理由からです)。

台湾の辺境でスモールビジネスや農的暮らしを営む人たちやその仕組みを研究するためです。

そして、2025年から台湾や日本の小さな暮らし、生業をめぐるリトリートを始めます(もしかしたら2024年の滞在中に始めるかも)。

【 かせぐことについて 】

長くなりましたが、台湾での生活費、活動費をかせぎます。
そのために仕事をします(日本であまりお金を稼げなかったら台湾の都市で働こうと思います。笑)

お金を介在しない旅を続けてきた僕ですが、世の中はまだ貨幣経済がメインストリームですし、僕が滞在していた場所、食べてきた食べ物だって誰かが働いて得たお金が使われています。

お金があってもなくても公平で豊かに暮らせる時代は近いと思っていますが、今はしっかりお金とも向き合って活動していかなければならん、と強く思ったのです。

例えば、僕が観た世界の美しさを伝えるために、カメラのレンズが必要です。
交通網の整っていないところを巡ったり、人を案内するために車の免許も必要です(軽トラを運転したいのでマニュアル免許を取ろうと思っています)。
飛行機やバスなど旅の渡航費も必要です。

だから、仕事を始めます。

【 お仕事内容 】

現在地〜目的地までの交通費 + 一日3万円で仕事をします。

高い!と思われた方は、タクシーの相乗りみたいに、何人かで出しあってみんなのポートレート写真を撮る、みたいなこともできます^^(流石に何十人を一日で撮るとかはできないかもしれませんが笑)

※宿泊する必要がでそうであれば相談し合えればと思います♩

1、フォトグラファーとして写真を撮ります。

振り返れば、小学生のころにお母ちゃんのカメラ付き携帯電話に感動して写真を撮ったことが僕のカメラ人生の始まりでした。

大人になってから撮ることはめっきり減ってしまっていたのですが、旅を始める前に友人からミラーレスカメラをもらったことをきっかけにまた撮り始め、11月から本格的にフォトグラファーとして小さく活動し始めました。

物撮りもしてきましたが、得意分野は人です(風景はもっているレンズの機能上苦手です)。

この投稿に添付する写真以外にも見てみたいという方は、よければ僕のInstagram( @zinenchu )をのぞいてみてください。

https://www.instagram.com/zinenchu?igsh=MXd4emJjMXF3eHBoNg==

2、ウクレレを弾きながら歌を歌います。

自分でいうのも照れますが、コロナ禍に始めたウクレレの弾き語りがわりと好評です。笑

70〜80年代の日本の歌謡曲や沖縄ソングが得意分野です。

レパートリーは30曲ほど、オリジナル曲は2曲です。

アンプなしウクレレ一本、マイクはないので大人数すぎると声や音が届かないかもしれません。

3、公開するのがドキドキですが、こんなこともできます。

もしかしたら今はできないことも含まれているかもしれませんが、上記のお仕事依頼以外で何かご依頼されたい方はこちらもご参考ください。

僕を呼んでください。

よろこんで飛んで参ります。

Facebook messenger
Instagram( @ziran_ren )
Gmail( shiyehaobang@gmail.com ) にて、ご相談、ご依頼ください。

*体調、直感、スケジュール、さまざまな要素を考慮して行けない可能性もありますのでご了承ください。

以上、「自分も世界も美しくなる平和的な生業をつくる」改め、「欲が出てきたので、仕事を始めます」というお話しでした。笑

ここまで読んでいただきありがとうございました!

noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。