意識が高くなくても特別な理由がなくてもやりたいことがなくてもいい

年末なので働き方や採用ではなくビジネスパーソンとして私自身が考えていることなどをつらつらと書いてみたいと思います。


昨今Twitterを使うスタートアップやベンチャーの人が増え、私も一応その端くれなので否が応でもすごくいろんな発言を目にするようになりました。

私もスタートアップを経営してる1人ではありますし、ベンチャーと呼ばれるような会社で10年くらい働いてますので、既存の世の中の仕組みでうまくいってないこと、不条理なこと、構造的な欠陥を起こしていることなどについて真剣に解決できないか考えますし、その問題について当事者になればなるほど問題意識は芽生えてきます。

スタートアップというのはそういった社会の課題や問題を解決することを目的とすることも多いので、必然的に世の中一般的に見たら意識は高くなります。働き方や採用について私もそうですしね。


ただ近年いろんな発言を見ていると、
・意識高く問題意識高い人は良い
・それをやる理由が明確なのが素晴らしい
・やりたいことをやってるのが良い
などの同調圧力に近いようなものを感じることもあります。


いや、たしかに問題意識を高く持ったり、やりたいことあったり、Whyが明確なことは素晴らしいんですよ。それは否定しないどころかそう思います。


でも、スタートアップってそういう人しかいてはいけないんですかね?経営者って清廉潔白みたいに純粋なWhyから起業していないといけないんですかね?


私個人としては
問題意識は高くないかもしれないし、やりたいことは明確じゃないかもしれない、でも目の前のやるべき役割をきっちり果たしてる人はめちゃくちゃ素晴らしい。そう思います。

純粋な思いから起業したわけじゃないけど、社員を雇い、価値を生み出している会社は素晴らしいです。

むしろ意識は高かろうが低かろうが、なぜこの仕事をしてるのかが崇高だろうが打算だろうが、会社やお客様に貢献してること、そのこと自体が素晴らしいはずだし、もっと見直される姿勢なのでは?と思います。


弊社には「リモートワークを当たり前に」というミッションがあります。

いつも採用面接や社内でも言い続けてることなのですが、「当たり前」というのは100人いたら100人が普通に選べるような選択肢になっていないといけません。

「リモートワーク」や「自由な働き方」地方に移住した女性、お子さんが小さい働くママ、専門スキルのある人、、、などそういった方たちの特権にするつもりもなく、してはいけません。

普通の人が普通に選んで働けるようにする、それはスキルアップもそうだし、給与もそうだし、仕事の刺激やチャレンジや仲間もそうです。

「新しい働き方」を特別視してしまえば一部の人のものになるし、当たり前になんかできない、そう思っています。


リモートワークは素晴らしい、メリットがたくさんある、世の中の課題を解決できる、、たしかにその側面はあります。
ただ、場所を選べるだけで一般的な会社や仕事となんら変わらないことも事実です。魔法の杖みたいなものではありません。

でも、私たちがそれを必要以上に意識高く特別なものにしてしまえばしまうほど、リモートワークや新しい働き方のハードルが上がり特別なものになっていきます。

特別なものというのは、広がらない、ニッチということです。


特別なものにするのは簡単です。
・意識高く
・特別な理由があり
・一部の経験豊富だったりスキル高い人
に限定したら良いんです。


スタートアップでは、少数精鋭で、カルチャーフィットしてる人達だけを集めるのが良いとされています。

確かにきっとそうなんでしょうね。


でも、私は意識が高い人も低い人も、目的がある人もない人も、やりたいことがある人もない人も、みんなが当たり前のように場所を問わず働いてる社会の方が好きだなーと思うのです。

自分自身、会社が考える「こうあるべき」を押し付けられたら嫌ですしね...私みたいな他人へ共感性が低いタイプがいていいわけで。


別にその会社にいる理由なんて1つじゃなくていいし、同じ理由である必要もないし、自分にとって都合が良いからでもいい。

それでも会社の中にいるからには、役割がそれぞれあり、その役割を果たす必要があります。そこにいる全員が役割を果たそうという姿勢こそが尊いし、会社と個人が約束するのはその1点で十分なのではないかな、と。


ともすると、
評価者としては意識高かったり、目線が高い人はついついよく見えます。同じような思考の人もよく見えます。

でも、結局会社というのは1つ1つのタスクや業務の積み重ねでしかなく、それを一生懸命やってくれることはとても尊いし、これに勝る貢献はないなとも思います。


私個人の意見としては、意識が高くなくてもやりたいことがなくても理由が明確じゃなくても全然良いし、むしろそんな人達だけしかいない会社は怖いので、それぞれが違っていいしどこまでも多様性があるチームを作っていきたいですね。


クリスマスにちょっとエモ目の投稿でした。今日は以上です。

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僕のミッションは適材適所だと気付きましたが、石倉さんのツイートをずっと見ているうちに、みんな今のままでも輝ける居場所がある。そんなみんなを応援したいという自分の立ち位置が固まりました。これからも参考にさせてもらいます!
グローバル企業がもつ、よりダイバーシティの高い職場や人材の流動性の高い現場では、役割ベースの仕事の割り当て・それにもとづいたマネジメントシステムが一般的です。
モチベーションの方向性も大きさも実に様々なので。
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