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【縮約】中村憲剛氏「つながる守備」でスペインを中盤に閉じ込めた…我慢強く粘り強く戦う森保ジャパンの真価発揮

中村憲剛氏「つながる守備」でスペインを中盤に閉じ込めた…我慢強く粘り強く戦う森保ジャパンの真価発揮

 元日本代表中村憲剛氏がスペイン戦を総括。
 つながる守備が勝因になった。選択した5―4―1。序盤からスペインにボールを保持されたがラインは崩されなかった。前からいきすぎず下がりすぎず、横パスは回させ縦には守備にいく。全員がイメージを共有して守備に当たり、スペインのテンポとリズムを出させなかった。
 特にFW前田の位置取り判断は効果的だった。スペインの配球役がいい位置でボールに触れる機会を減らし、ボランチ2人の負担を軽くする。また、DFラインは高く保ちスペインを中盤に閉じ込めた。3試合の中で最も意思統一されていた。
 つながりを生んだのは責任だ。監督の指示とピッチ上の選手の声を集め最適解をつくっていくから、当事者意識を持ち責任感を増幅させ、チームの我慢強さにつながっている。
 誰がドイツ、スペインに勝利しての1次リーグ突破を思い描けたか。2試合とも先制されたが逆転している。選手たちがつなぎ合わさり粘り強く戦う。この強みを決勝トーナメントでも発揮してもらいたい。


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