ウェブ解析士 試験対策 2024年版

業務としてデジタルマーケティングに携わっている人は、自分が分析作業をするにしろ、しないにしろ、ウェブ解析士認定試験の受験を会社から求められていたり、自己学習として受験しようとしている人が多いかと思います。

そこで、私が実際に受験し、一発で合格した際の試験対策を記載しておきます。最短で効率よく合格したい方、どんな試験か不安がある方は、ぜひご一読下さい。

  • ほとんどの問題が、公式問題集の類似問題から出ます。なので、必ず購入し、まずは問題集から手をつけましょう。

  • ただ、全く同じ問題が出るわけではありません。選択肢が文章になっている問題は、選択肢が若干ニュアンスが変わっていたりします。 例えば、選択肢 D が 正解で「この対策に絞った方が良い」と問題集に書いてあっても、実際の問題では「この対策だけでなく他の対策も含めて検討した方が良い」のように書き換わって不正解の選択肢になっていたりします。なので、安直に回答を覚えるのではなく、選択肢の意味も含めて理解する必要があります。 

  • 私の場合は、 問題集をまず一周やり、 選択肢の単語の意味も含めてわからないところを潰し、二周目は間違えたところだけを中心にやり ました。その際、わからなかったところは公式テキストを参照しました。ただ、テキストだけでは説明が分かりにくいものもあるので、そういうものは Google 検索をして理解を深めていました。 例えば、5フォース分析などのフレームワークの説明が分かりにくかったので、 Google 検索で「5フォース分析  ユニクロ」「4C分析  スタバ」 などで実例を探し、理解を深めました。

  • といった感じなので、 問題集が中心で、そこまでテキストは使いませんでした。

  • 試験中もテキストは参照できます。類似問題が出るので、どちらかというとテキストのどこに書いてあったか、を参照するよりも、問題集のどこに類似問題があったかを考える方が早いです。 1章から8章まであるので、 試験中に、この問題が問題集の第何章の問題か、がパッと出るまでになっておくと、すぐに類似問題が探せて、回答に結びつきやすいと思います。

  • それでも、 問題集には詳しく書いていないこともあります。 私の場合、 第3章のMELSAモデルのそれぞれの戦略の四象限、 第6章の Facebook や YouTube の広告の細かい種類など。この辺りはテキストの何ページを見ればすぐに開けられるようにページ番号をメモしておき、 その問題が出たらすぐにテキストを開けられるようにしておきました。

  • 計算問題も出ます。WACA 認定の試験対策講座の講師が、電卓ではなく、公式には言っていないがエクセルを使っても大丈夫、その方がやりやすい、と言っていたので、 私もエクセルでやったところ、 そちらの方が効率良かったです。

  • 試験を申し込むと、 ウェブ解析士サイトの Google アナリティクスの ログインアカウントももらえます。 実際、試験中に、この Google アナリティクスにログインして、実際のデータを確認し、 正解を導け、という問題も出ます。例えば、2022年9月1日から30日のユーザー獲得で一番多かったのは何か、A. Organic Search, B. Direct, C. Paid Mediaのような問題です。このような問題は、公式問題集には載っていないので、一度 Google アナリティクスにログインして、見ておいてください。

  • 私は、この方法で、高得点で受かりました。ただ、計算問題も Google アナリティクスを実際に見ないと解けない問題も、それぞれ2問程度しか出ないのと、100点を取らないと受からない試験ではないので、 得意ではない場合は捨ててしまう、というのも戦略としてはアリです。

  • 本試験では、Moodleというシステムにログインして受験します。 試験対策講座で伺ったところ、このMoodleシステムにログインできない、 またはログイン ID が見つからない、と 受験期間の最終日に慌てる人が多数いて、受験できずに不合格に終わってしまう人が必ずいるそうです。 ログイン ID は、試験申し込み直後にメールにて送られてくるので、事前に確認してログインまで済ませるようにしてください。

  • 勉強すれば必ず受かる試験のようですので、 頑張ってください!

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