日本政府は東アジアの被害国へ甘え、もたれかかるという不道徳な馬鹿である

ユダヤ人のサイモン・ヴィーゼル・センターを知っていますか。ドイツ・ナチスに関する歴史修正発言を徹底的に許さない団体です。メルケルでさえ、ドイツ・ナチスに関する歴史修正をしたら、徹底的に痛めつけられますよ。
日本で、なぜ、歴史修正主義が蔓延するのか。
ユダヤのサイモン・ヴィーゼル・センターのようなものがないからだ。というか、韓国や中国にしろ、朝鮮民主主義人民共和国にせよ、大日本帝国を徹底的に追い詰めるということはしない。儒教的感覚なのか仏教的感覚なのか、ユダヤのような徹底性はない。なにしろ、周恩来と田中角栄の日中国交回復のとき、田中角栄が侵略を謝罪したら、周恩来は、私たちの国こそ、儒教を伝えたから、日本がそうなってしまったのだ、と発言している。 
中国はそのような偉大な大人がいて、日本は、その大人に甘えているんだよ。
韓国の元慰安婦も、大日本帝国のヒロヒトをヒロヒトラーなどとも言っていない、ただただ、お国のためにご奉公するつもりが騙された、そのことを謝罪してほしい、人間の言葉を聞かせてほしい、と言っているのだ。
日本政府は、ユダヤのサイモン・ヴィーゼル・センターのように徹底的に奥地まで追い詰める執念深い団体が東アジアの被害国にないことをいいことに、ふんぞりかえっている。
その東アジアの仏教的感覚から見ると、文議長が天皇が元慰安婦へ謝罪すれば全てが終わる、という発言は理解できるはずだ。

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