映画を観た記録97 2023年9月10日   ロベルト・ロッセリーニ『ヨーロッパ1951』

Amazon Prime Videoでロベルト・ロッセリーニ『ヨーロッパ1951』を観る。
謎過ぎる映画である。
なぜ、ハリウッドの大スターであるイングリッド・バーグマンが、イタリアの底辺を見つめさせられる映画に出演しているのか。底辺の中に、ジュリエッタ・マシーノ演ずるお母さんと呼ぶしかないような役もある。
イングリッド・バーグマンは演じるイレーネは事業を営む夫と暮らしている。ある日、息子は自殺してしまう。そのことを悲観したイレーネは、社会を見学するかのように放り出される。
ドラマらしいドラマがあるわけでもない。
伏線があるのでもない。
イレーネは、犯人を匿ったという被疑がかかる。しかし、精神鑑定を受ける必要があるという夫の弁護士の刑務所へ入所させないための戦術で精神病院へ入院し、鑑定の結果、精神病院から出されないことになる。ジュリエッタ・マシーノ演ずるお母さんと呼ぶしかない役は、入院させられるイレーネへ「あの人は聖者だよ」と泣き叫ぶ。
不条理極まるストーリーをハリウッドの大スターだったイングリッド・バーグマンが演じた。
それがネオレアリズモなのか。

謎過ぎる映画である。

なぜ、ハリウッドの大スターであるイングリッド・バーグマンが、イタリアの底辺を見つめさせられる映画に出演しているのか。

イングリッド・バーグマンは演じるイレーネは事業を営む夫と暮らしている。ある日、息子は自殺してしまう。そのことを悲観したイレーネは、社会を見学するかのように放り出される。

ドラマらしいドラマがあるわけでもない。

伏線があるのでもない。

イレーネは、犯人を匿ったという被疑がかかる。しかし、精神鑑定を受ける必要があるという夫の弁護士の刑務所へ入所させないための戦術で精神病院へ入院し、鑑定の結果、精神病院から出されないことになる。

不条理極まるストーリーをハリウッドの大スターだったイングリッド・バーグマンが演じた。

それがネオレアリズモなのか。

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