私は共産主義者ではありませんが、日本共産党を支持します、という言葉は日本共産党に対して最低最悪に失礼である

明日の講演の紹介のために赤旗ユーザーである我が家へいらした党員の方は、綱領まで渡してくれた。
綱領には、最後に社会主義・共産主義の社会を目指して、とタイトルに付された文章がある。
その中で、ソ連の誤りになってはいけない、と明記してある。
つまりは、過去の社会主義国の過ちを認め、そうならないための社会主義・共産主義を目指す、ということである。
社会主義・共産主義を目指す、と宣言している日本共産党へ、「私は共産主義者ではありませんが、日本共産党を支持します。」という物言いは最低に失礼なことなのだ。
歴史的に見ても、日本共産党は、治安維持法に弾圧されながらも共産主義活動を行い、監獄に投獄されたり、小林多喜二は特高から虐殺されている。敗戦後、監獄から解放された徳田球一は、日比谷公園で打倒!天皇制を演説し、集まった観衆から大喝采を浴びている。
そのような日本共産党へ、天皇制を認めつつ、私は共産主義者ではありませんが、日本共産党を支持します、というのは、気が触れているとしかいいようがない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?