もうご存じの方も多いかと思います。６５歳以上の人なら県内を走る路線バスで県外にまたがらなければ、どこからどこでも１乗車２００円というシニアパスが、昨年１０月１日より来年３月３１日までの期限付で始まりました。
　物価高騰に対する高齢者の負担軽減を目的として、県内４社のバス事業者が県の協力を得て始めたようです。

　私は、都城市に住んでいますので、西都城バスセンターまで行って手続きをしました。
① 記入した申請書
② 本人確認の免許証等
③ ５００円の預り金（カード解約時には返金）
④ カードに入金する１０００円
を窓口で渡し、写真の交通系カード（ニモカのみ）をもらいました。
　私は、別の交通系カード（Ｓｕｉｃａ）を持っているのですが、そのカードでは１乗車２００円という特典はなく、通常料金になるので注意！とのことでした。
　使い方は、バスに乗るときに読み取り機にタッチ！降りるときに読み取り機にタッチ！これで、入金した１０００円から２００円が自動的に引かれていきます。

　都城市から宮崎市に行くときに、高速道路を経由する特急バスを利用すると１５００円ほどかかるバス料金も２００円とのことで驚きの安さですが、宮崎市では、７０歳以上には敬老バスカという１乗車１００円という、さらに安いカードもあるようです。　

　高齢者だけ優遇していると言われそうですが、免許返納や運転が不安などという理由で家に閉じこもりがちになるのを防ごうという事業だと思います。