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昭和の日と昭和の町

4月29日は平成19年から『昭和の日』ですが、昭和世代の私には『天皇誕生日』がしっくりきます。この日は、昭和天皇の誕生日だったため、それをお祝いする国民の祝日として始まりました。その後、『みどりの日』を経て、現在の昭和の日になりました。昭和の日は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日と定義されています。

どっぷり昭和に浸った私世代には、平成を超えて令和というのは異世界のような気もします。私が子供の頃に無かったパソコンやスマホ、WifiにGPS。空飛ぶ車も実用化まで、もう少しです。これらは私が子供の頃には夢のような技術でした。それが今では当たり前です。

大分県の豊後高田市には『昭和の町』というのがあって、懐かしい昭和の風情を残した街並みや景観をウリにしています。タイトル画は昭和の町のメインストリートですが、観光用にボンネットバスが走っています。

実は私の故郷は豊後高田市で、このような光景は小学生の頃の見慣れた景色でした。ボンネットバスにもリアタイで乗ったことがあります。その当時のバスには女性の車掌さんが同乗していて、切符は車掌さんから買いました。

豊後高田市は目立った産業などが無い、農業中心の町ですが、結構前から積極的に転入者/移住者を誘致しています。私の実家の隣には広大な畑が広がっていましたが、いまは埋め立てられて”新しい街”ができました。私が暮らしていた時とは大きく様変わりしましたが、”昭和をアピールした”街づくりが進められているようです。

私が子供の頃は”薄汚れた昭和の町”でしたが、いまは”キレイな昭和の町”に生まれ変わりました。昭和の町の通り沿いには、中学や高校の同級生の実家が数多くありましたが、たぶん今は所有者が代わっているのでしょう。

昭和の日に、昭和の町について書いてみました。

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