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躑躅満開 ツツジマンカイ

福岡は朝から気温が20℃以上ありました。つい少し前まで冬だったのに、いまでは夏のような陽気です。桜の時期が終わり、季節柄、ツツジが満開です。ツツジは漢字では躑躅つつじと書いて、難読漢字の1つです。この漢字を使った固有名詞は、戦国武将・武田信玄の居館・躑躅ヶ崎館つつじがさきやかたしか知りません。私はこの漢字を見るたびに、なぜか髑髏どくろという漢字を思い出します。因みに武田信玄の地元では、決して”信玄”と呼び捨てにせず、必ず”信玄公”と言います。今でも尊敬されてるんですね。

我が家の周辺でも、濃いピンク、淡いピンク、純白のツツジが満開です。マンションのエントランス付近には、ヒラドツツジという種類のツツジが咲いています。通勤途中にも、ツツジが密集している場所が数ヶ所ありました。また、伊都キャンパス内でも淡いピンク色のツツジが数多く咲いています。

ツツジと似た花にサツキというのがありますが、その違いが判りますか?。ツツジとサツキは、花や全体の樹形もとても似ているため、ぱっと見ただけでは区別できません。実はサツキもツツジ科の植物で、サツキツツジがサツキの正式名称です。ツツジは4月の今頃が開花時期ですが、サツキ(五月)はその名前通りに、もう少し後の五月くらいが開花時期になります。

私は花に関心が無くて、ツツジやサツキの違いがよく分かりません。少し調べてみると、小さなところが大きく違うことがわかりました。その違いは”おしべの数”です。サツキのおしべは5本ですが、ツバキのおしべは5本以上です。花の内部をよく見て、おしべが6本以上あればその花はツツジです。

でも、おしべがピッタリ5本の場合、おしべの数では決められません。こんな時は、花の大きさで区別できそうです。ツツジの花は約6センチ、サツキの花は約4センチです。サツキはツツジの2/3ほどの大きさしかありません。

柄にもなく、季節の花の記事を書いてしまいました。これも陽気のせい?。

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