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ぎりぎりセーフ 講演要旨の〆切

間際主義ではないのですが、今夜24時が締切の原稿を、19時ごろにやっと仕上げました。5時間も前に出来上がったのですから、私にとっては上出来です。昨日の段階では20%程度しかできていなかったので心配していたのですが、今日の作業ペースは予想以上にハイペースだったようです。場合によっては11時台も覚悟していたのですが・・・。

自分では”やれば出来る子”と思っているので、ついつい締め切りを先延ばししてしまいがちです。しかし不思議と、今まで一度も締切に遅れたことはありません。これも実力!?。

今日書いたのは、10月に開催予定の物理探査学会の論文原稿です。正確に言えば論文ではなく、講演要旨になります。今回の研究発表は、全てポスターセッションになりました。ポスターセッションというのは、大きな1枚のポスターに研究成果をまとめた”研究の壁新聞”のようなものです。発表者は、ポスターの前に立って、発表者の研究に興味を持ってくれる人をひたすら待ちます。

口頭発表では、質問や交代も併せて15分や20分しか時間がありません。しかし、ポスター発表ではこのような時間制限はありません。ポスターが貼られている間、発表者や観客が望むなら1時間でも2時間でも議論が可能です。

一般的には口頭発表のほうがポスター発表より格上と思われがちですが、そんなことはありません。内容の濃い議論ができるのは、ポスター発表のほうなのです。

私は考古学に関連した日本文化財科学会にも属していますが、この学会の発表件数は200~300件と、物理探査学会の発表件数を大きく上回ります。しかも日本文化財科学会の会員数は、物理探査学会の半分ほどなのです。文化財科学会の発表はポスター発表が中心で、毎年100~200件のポスター発表があります。こんなに活発な学会には、何か原因があるはずです。物理探査学会にも見習って欲しいくらいです。頑張れ、物理探査学会!。


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