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『自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!』から問い合わせがありました。

今日の午前中、『自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!』(テレビ東京系列)という番組を作っている制作会社のスタッフさん(ADさん?)から電話がありました。会社名は電話で聞いてはいますが、覚える気がなかったので忘れてしまいました(笑)。短い電話の中では番組の内容を説明してもらえませんでしたが、問い合わせ内容は不発弾に関することでした。

「日本にはあと何年分くらい、不発弾が残っているのでしょうか?。先生のご意見をお聞かせください」という質問内容でしたので、「私の意見ではありませんが、沖縄県には大量の不発弾があって、戦後から今までで半分ほどしか処理されていません。(不正確かもしれませんが)およそ70年分が残っています。たしか沖縄県のWEBサイトにも載っていると思いますよ」と答えました。

私は不発弾の専門家ではなく、物理探査の専門家です。沖縄には、磁気探査の専門家として”不発弾探査の効率化に関連したプロジェクト”で、委員をさせて頂いたことがあります。いまでも日本全国で、タイトル画のような大型の不発弾が発見されることもありますが、頻度はそれほど多くはありません。しかし沖縄では、小型の不発弾なら割と頻繁に見つかります。そのため、沖縄県には大小合わせて100社弱くらいの”不発弾探査の会社”があります。

今日の電話は、これからの番組作りの資料作成のためだったのかもしれません。ということは、そのうち「自衛隊の不発弾処理技術」のような内容の番組が放映されるかもしれません。テレ東さん、ブログのネタを提供して頂き、ありがとうございました。

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