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研究室の掃除を始めました#2 物を捨てる勇気

物の無い子供時代を過ごしたオジサンとしては、「モッタイナイ精神」が掃除の妨げになっています。”ほぼ必要ないモノ”と思っていても、いつか使うかもしれないと思って取っておいたモノがかなりの量になっています。

その昔、学会誌やジャーナルは紙ベースが当たり前でしたが、いまではデジタル化されてオンラインで見ることができる便利な世の中になりました。また、お目当ての論文を探すのにも昔は一苦労でしたが、今ではキーワード検索すれば、あっと言う間に調べられてしまいます。

論文などは紙で保存する必要はないのですが、ついつい昔のクセで紙に印刷して読んでしまいます。それがモノを増やす原因の一つになっています。紙類以外でも中々捨てられないものがあります。それは、データなどを記録した記録媒体です。古くはフロッピーディスクです。さすがに、8インチや5インチのペラペラなフロッピーディスクはほぼ捨てましたが、3.5インチのフロッピーが結構残っています。

また、いまではほとんど見なくなった光磁気ディスク(MO)やCD-R/CD-RWにデータをバックアップしたものも、チラホラ残っています。昔のノートPCにはCDドライブやDVDドライブが当たり前のようについていましたが、今ではついてないのが一般的です。

物の無い時代には当たり前だった”モッタイナイ精神”は、物が溢れた時代には片付けの邪魔になるようです。掃除をするなら、断捨離する勇気が必要です。これは自分への戒めです。

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