元嫁と離婚した事を後悔したい

元嫁とは調停の末に離婚した。
まぁ、離婚自体は確定で親権・監護権の争いで調停をしたんだけども。
子どもを取るか取られるかって戦いなので、人生最大の戦いとなった。
「負けられない戦いがある」
確かサッカーのキャッチコピーになってた時期だったけど、
イヤイヤ、サッカー位負けたっていいでしょ!
こちとら子供やで!
って感じだったのを覚えている。
46年生きているけど、ホントにこれほどに真剣になった事はいまだにない。
絶対的な敵とみなし、全力にて最大の攻撃をしたと思う。
元嫁をこの世から抹殺させるつもりで。
ドーパミンかエンドルフィンか知らないけど、すっげぇ出てたと思う。
だって、今振り返ると一種の快感すら感じてたもの。

そんな激戦を繰り広げ、終戦を迎える訳です。
なんとか官軍の地位をもぎ取る事が出来、元嫁が家を出て行く時、奇しくも涙がこぼれるのです。
場合によっては殺してやろうか、と思うほどの戦いをしてきた相手なのに、です。
この涙はなんだろう?
そうか、今まで暮らして来た事への感謝や情なのか?
なんだかんだでの結婚生活を振り返ったのか?
そう思いつつ私の口から発せられた言葉は

なんで負けたん!
なんで子供を取られたん!

という怒号。
戦いは戦い、調停は調停。
だけど、客観的に見れば子供はお母さんといるべきもの。
あなたがお腹を痛めて産んだ子供と離れ離れになる事が許されるのか。
もう少し、ちゃんと生活していれば俺に取られる事もなかっただろうに。
なぜ、生活を改める事が出来なかったのか。
そう、この涙は元嫁への悔し涙だったんです。
離婚理由はまた別の機会に書くとして、そんな悔しい気持ちでいっぱいになり涙が零れたのです。
これを読んでる人も、当時の元嫁も思いますかね。
「は?
あんたが取ったんでしょ?
だったら親権ちょうだいよ…」

そういや小学生の頃、こんな事を思いませんでした?
全校集会で校長先生が
「本当はこんな事で怒りたくないんです!」
と言った説経に
「なら怒らんやったらいいやん…」
と。
今ならあの校長先生の言ってる事が分かります。
ホントは言いたくないんです。
言いたくはないけども、もっと大切な事の為に言わざるを得ないのです。
調停なんてしたくない。
親権や監護権も母親に持って行ってもらいたい。
でも、今のあなたにはそれは譲れないのです。

そして、その涙を流しながらこう思ったんです。
子どもが奪われた事で心を入れ替え、もっと幸せになって欲しい。
10歳になれば子供が自由に選択できるので是非俺から親権を奪って欲しい。
あなたと別れた事を後悔させて欲しい。
でもね、離婚して12年経過するけどマジでそんな気配がないんだな(´;ω;`)ウッ…
どうも、私との離婚後に追加で3回くらい離婚したらしいので、まぁトーヤよりはおモテになるんでしょうけど、全然トーヤの後悔に値しないんだよなぁ。

んで話は変わり、Facebookで7年前の投稿が出てきた

画像1

これは前の会社で畳スペースが新設されたときに撮った写真なんだけど、
ホントにみんな頑張る会社でマジで素敵だったのよ。
一度、経営状況が良くなさそうな時に、トーヤのボーナス要らないって言ったことがある。
「お前ひとりのボーナス貰っても何の足しにもならん!」
って言って一蹴されたけどね(笑)
それから月日が経ち、社長が変り体制が変わっていき、その中でのトーヤの居場所も変わっていき、この会社ではないどこかでチャレンジしたい欲求が出てきた。
新体制の社長からトーヤが辞める時、
「一度、地獄を見たらいいよ。
戻ってきたいときはいつでも歓迎するから。」
と言われたのを覚えている。
未だに地獄を見ていないのでまだ戻れないんだけど(笑)

その会社を辞めた後も、やはり一緒に戦った仲間がまだ務めてる訳で
本当にうまくいけばいいなって願ってた。
いや、願ってるんじゃなくて信じてるし、どうせそうなるもんだと思ってる。
ホントにホントに優秀な人が沢山居る会社なので、これまた元嫁の時と同じように
「あぁ、あの会社辞めなきゃ良かったなぁ…」
って心底後悔したい。



尚、トーヤ自身は数百人の元カノから後悔された事は今のところ一度も観測できておりません。

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