定期考査をなくした公立中学校

題名を見たら分かってる人はピンと来たはず♪
そう、東京都の千代田区立麹町中学校の事だ。
分からない人は、題名だけでは何のことやら分からないよねm(__)m
とりあえず、これを見てもらうのが早い
https://video.tv-tokyo.co.jp/cambria/episode/00072152.html
今週10月10日までの限定公開なのでお早目にね♪

でも、何がなんだか分からずに動画見るのは時間が勿体ないよね♪
ただでさえ、トーヤの文章は長くて読めないとの苦情が相次いでる訳で
ちょっと有名どころを箇条書きにサマライズしてみるよ(^^)/

・定期考査の廃止
・担任制の廃止
・宿題の全撤廃

これね、やってる事も凄いんだけど何が凄いって”公立中学校”がやってる
ってとこなのよね。
動画を見る人が居たらネタバレしちゃうのも申し訳ないんだけど
ちょっと順番にトーヤが感動したところを書いてみよう。

【定期考査の廃止】
これね、うちの娘に言ったのよ。
「定期考査がなくなったらどうする?」って。
喜ぶかなぁ、と思ったんだけど逆に不安がってた(笑)
自分の学習進捗をコントロールできないからなんだろねぇ。
三番めの宿題の全撤廃も同じ反応だった。
この真意は、「学習の区切り方」の見直しだと感じた。
今までは「中間考査」「期末考査」って、”期間”毎で試験をしてたよね。
でも、社会人になったらどうだろ?
期間が大切な仕事もあるけど、「成果」に対して責任を持つように
なるんじゃないだろうか?
それと同じように、麹町中学校では単元を学習の区切りとしてテストを
行うようになった。
この方策については沢山感想があって、効果はこれだけじゃないんだけど
動画を見る人も居るだろうからこの辺で。

【担任制の廃止】
これはなんとなく想像できるんじゃないかなぁ。
ぶっちゃけね、先生が嫌いである教科が嫌いになった事はないかな?
教科ならまだしも担任が大嫌いだったらどうよ?
その1年、マジで苦痛でしかないだろう…
更に、医療の世界でも主治医制をやめてる病院も多くあるのよ。
チームを組んで、同じ診療科の医師で複数の患者を診る、と。
そうすると患者の病態が急変した時に、チームの誰かが居るので
対応が迅速に行える!!!
…というだけでなく医師のQOLも確保できるのよね。
ほぼ、上記メリットそのままで麹町中学校では1学年8名の先生で
学年全ての生徒を受け持つって感じらしい♪

【宿題の全撤廃】
宿題って何の為にあるんだろね?
大人に置き換えたら、「残業ってなんでするんだろね?」に近いかな(笑)
本来は言われてするもんじゃなさそうじゃない?
授業中に理解できたなら宿題なんて必要ないよなぁ、と。
「え?授業中に全部理解できるなんて天才じゃん。」
そうだね、んじゃ天才じゃない人はどうすればいいのかな?
宿題がない事と勉強しなくていい事はイコールじゃないよね?
仕事が終わらない事と残業をしなくて良い事は別問題よね?
それを自分たちで考える習慣をつけさせるのよ。
且つての「ゆとり教育」って本当はそういう事をして欲しかったんだろう
ってのは理解できる。
ただねぇ、それを理解できたのは一部であり
(そりゃ、親御さんは初めてなんだから分からんわな…)
いきなり権限・裁量を丸投げされても無理って話よ。

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って思ってたら、工藤校長が代弁してくれた(笑)
これって、中学校だけの事じゃなく、子供に関してだけじゃなく
上の画像にもあるように「組織を変えるため」だと理解した。

これを見て以来、
・娘に権限を与えられてるか?
・親が目標を与えられてるか?
常に考えるようになった。
(目標設定が超難しいんだけど…)

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