初心者サロン生に贈る、BitMexで絶対に滑らないストップロスの方法

初心者サロン生の皆様、サロントレード楽しんでますか?

前回のぶち上げは大変でしたね。
皆さんはぶち上がる前に利確・損切りできましたか?

おそらく殆どの方が乗り遅れたのではないでしょうか。
そして、投稿を見ていると、ストップ注文が決済しなかった、あるいは滑ってしまい、天井付近で決済されてしまったという方も多かったようですね。

このnoteでは、ストップ注文を滑らさずに、確実に決済する方法をお教えします。

ただし、この方法は万能ではありません。
限られた状況下で使えるtipです。

その条件とは、

・現在価格付近でエントリーしている
・レバレッジをできれば5倍以下に設定している
・レンジに入っており、いつどちらに動くかわからない

よくある状況ですね。

それでは、実際のチャートを例にとって見てみましょう。

仮定する現在の状況は以下のとおりです。

午前3時、ヨコヨコレンジに入っており、6373(上の水平線)ロングエントリー。
2つ目のサポートである、40ドル以上下に行ったら損切りしたい(下の水平線あたり)
レバレッジは5倍、証拠金使用率100%、上に噴き上がれば爆益、下に落ちれば爆損。
許容できる損失は、現在の資産の10分の1までにしたい。
下に行った場合に備えてストップ注文を検討中。

この場合、通常でしたら6333あたりにストップ成行き注文を出すことになります。
しかし、下にぶち抜いた場合、成り注文が滑ってしまい、想定以上に下の方で決済されてしまうことがよくあります。
ストップ指値に至っては、決済されることなく板が置いていかれることもしばしば。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

今回例に取ったチャートを元に、何が起きたかを解説していきます。

1つ目の水平線は、第一のサポートラインです。
2:35から5:20くらいまで、このラインをサポートにレンジが展開されました。
つまり、このラインには、買い板が厚く並んでいることになります。
そして、多くの人は、このラインを割ったら下に行くことになる可能性が高いと考えています。

次に、下の水平線ですが、二つめのサポートになっています。
2:25分の下落の際に止まったラインですので、ロンガーたちは、反発するならここであり、逆にここを割ったら逃げたいと考えるラインです。
つまり、このライン付近には、たくさんの指値買い注文とストップ注文が並んでいることになります。

さて、5時30分、1つ目のサポートラインを割ったのを見て、サロンで売り注文の投稿があったとします。
(新規エントリー、ロングの損切り・利確、ドテンショートすべて売り注文です。)

2つ目のサポートで一度は反発するものの、投稿を見たサロン生が順次成行で売り注文を出していきます。
買い板はどんどん食われていき、2つ目のサポートを割るその瞬間、次のようなことが同時多発的にに発生します。

・50倍mex893や大口による買い板破壊
・イナゴたちの成り売り
・買い板の撤退
・ストップ成売注文の発注
・遅れてきたサロン生の成り売り

一気に買い板はなくなり、スプレッドは拡大します。

すると、買い板はどんどん下に行き、同時多発的な注文をさばききれず、新規の売り注文は受け付けられなくなります。

そして決済されるのは、下で大きな口をあけて待っていた、利確の買い注文たちになります。

これが、ヨコヨコからのブレイクの際の暴騰落の仕組みです。
注文が滑るのは、取引所のサーバーの問題だけではなく、板取引というFXの仕組み上、あたり前のことなのです。

ところが、こういう状況で寝ポジしながらでも、損失を最小限に抑える方法があります。
レバレッジの設定を使うのですが、それを聞いてもピンとこない方だけ先にお進みください。

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