#3 コロナ禍に対峙していろいろと考えていること

これまで、なぜ情報発信(アウトプット)していくことに決めたかを自分を中心とした見方で説明してきましたが、正直に言えば、このコロナ禍によって物の見方ややりたい方向性が少し変わってきています(これは後述します)。

コロナ以前に考えていたヘルスケアビジネスの1つ

あまり詳細には説明しませんが、ずっとやりたいと考えていたことの1つに「自分の健康状態を見える化して、足りないもの(サプリでも食事でも運動でも)を補う」というものがあります。

これだけならありふれていますが、似たようなサービスを試してみて思うことは、「健康になること」を目的として、好きでもない食事制限や運動を増やすことなど、行動変容を起こすのはしんどいことに気づき、これを進化させた仕組みを考えています。

この実現には多くの異分野の人やアイディアが必要で、引き続き社内外で仲間を見つけていきたいと思っており、情報発信していくことの目的や軸自体は変化していません。

一方で、この未曾有の状況の中、上記のような仕組みをじっくりと構築することと並行して、もっと小さく始められてすぐに役立つことは一体なんだろう、と考え続けているところです。

ある中学生の話(手作りマスクの話)

そんな折、山梨県のある中学生が、マスクが足りないことに心を痛めて、自分のお年玉を使って生地を買い、手作りマスクを600枚以上作って県に寄付した、というニュースを見つけました。

このニュースをきっかけに、ほかの県の生徒さんも同様の取り組みをしたり、山梨県も障がい者支援施設に手作りマスクの生産を委託することを決めるなど、最初の小さな第一歩から、良い循環がどんどん広がっていくのを感じました。

翻って、自分が小さく始められることってなんだろう?と考えたときに、まず最初に考えたことは、医療従事者の支援でした。

医療従事者をまもること = いのちを守ること

なぜ医療従事者か?

もちろんあらゆる職種のあらゆる人のいのちを守ることが必要ですが、その最前線にいるのはやはり医療従事者だと思うのです。

実は、高校時代の同級生の一人に看護師がいて、確かICUで働いていたこともあったから気になってFacebookを見たところ、悲痛な声が並んでいて、僕らが思っているよりもかなり深刻な状況になっていることを実感しました。

消毒用アルコールの使いすぎで手が荒れる、食事がきちんと食べられない、高ストレス、感染への恐怖・・・

免疫力を高めることが重要なのに、このような状況は免疫力を低下させかねない・・・

医療従事者をまもることによって医療崩壊を防ぐことができ、結果、みんなのいのちを守ることにも繋がっていくのではないか、と強く思います。

わたしたちにできること

わたしたちにできることを考えたとき、真っ先に考えたのは、私の会社で扱っているコエンザイムQ10を医療従事者に提供できないか、ということでした(これについては会社に頼るのでなく、クラウドファンディングを使うことなども考えています)。

ただ、サプリメントはあくまでもサプリメントであり、まず第一には食事、運動、ストレスを取り除く、良質な睡眠を取る、といったことが基本と考えています。

したがって、これらを十分にしたうえで、足りないモノを補う、あるいはこれらの力を引き出すために、ビタミン、ミネラル、サプリメントを提供できると良いのかな?と思っているところです。

食事で言えば、たとえばカロリーメイトなんかは、超多忙な中、パッと食べられてある程度の栄養が取れるから良いのでは?とも考えていますが、こういったモノやコトを扱う会社さんとの連携が必要かもしれません。

引き続き、なにができるか考えながら、スピーディに動いていこうと考えています。

コエンザイムQ10に関する補足

ちなみに、コエンザイムQ10が美容成分だと思っている方も多いと思うのですが、それがすべてではない(と言うかそれはごく一部です)です。

一言で言えば、コエンザイムQ10は①全身で使われるエネルギーをつくる際に必須であり、かつ②抗酸化作用をもつ成分です。

このような生命活動の根源に関わる働きを持っているため、美容だけでなく、疲労感や睡眠、ストレス等にも効果があるという報告もあります。

ちなみに、もともとはうっ血性心不全の薬として認可されているものです(エーザイ「ノイキノン」等)が、コエンザイムQ10の働きについてはどこかでもう少し詳細に触れたいと思います。

<了>

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