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阪神タイガース、38年ぶりの日本一! #214

みなさん、こんにちは。皐月秀起です。

プロ野球・日本シリーズの第7戦が昨日終了し、セリーグ覇者の阪神タイガースがパリーグ覇者のオリックスバファローズを4勝3敗で破り、見事38年ぶりの日本一を達成しました!

阪神タイガースは読売ジャイアンツに次いで歴史のある球団ですが、リーグ優勝は今年入れてようやく10回目。日本一も1985年の1回のみと、お世辞にっも「常勝チーム」と呼べるチームではありません。1985年の日本一の後はすぐに最下位になり、1990年代は長く低迷。2000年に入ってリーグ優勝を経験しますが、日本一にはなれず。2018年には最下位も経験しました。

しかし、近本選手や大山選手、青柳投手らが主力に育ち、2021年からは佐藤選手、中野選手、伊藤投手らも台頭。一気に若返りも進みました。

近年のドラフト戦略は大成功で、おそらく12球団一じゃないかなと。仕上げが今シーズン。ルーキーの森下選手が加わり、ドラフト1位が打順の1・3・4・5番に並ぶという、他チームがうらやむ、理想的なチームが出来上がりました。

そこに、野球の知識や経験が日本最高クラスで、何とかタイガースを強くしたいというモチベーションも高い、岡田監督が就任。12球団で最も高齢の監督で、現場からも長く離れていましたが、孫ほど離れた選手ともいい距離感で接していました。直接選手に語り掛けることは少なく、選手も監督のコメントをネットの「岡田語録」で知るという、令和なコミュニケーションもユニークでした。

「投手が出した四球はエラーと同じ」「打者が選んだ四球はヒットと同じ」など、野球のセオリーをチームに植え付け、チームは白星を重ねていきました。私たちファンも、そのセオリーをネットニュースや動画で知り、しぶとく選んだ四球やきっちりとったダブルプレーに歓喜し、何か一緒にシーズンを戦っているような気持ちでした。

それでも、日本シリーズを戦うオリックスは相手としては相当に厳しいと思っていました。パリーグを3連覇し、昨年は日本一を経験。投手陣はタイガースと同じか、それ以上のバランス。打線も好選手が揃います。正直、オリックス有利かなと思っていました。

オリックスも、一昨年はヤクルトに日本シリーズで負けて、その悔しい気持ちを持って昨年ヤクルトにリベンジを果たしました。タイガースもいい日本シリーズを戦って、今年か来年、どっちかで日本一になってほしいなと思っていました。

しかし、日本シリーズが開幕し、最初の京セラでの2試合を1勝1敗で乗り切ったのを見て、「これはいけるかも」と思いました。

特に初戦。来シーズンの大リーグ挑戦が濃厚な山本投手を攻略した試合を見て、これは楽しみなシリーズになると思いました。中でも、5回の佐藤選手の意表を突いた盗塁。それも初球に思い切りよく見事に決めました。そこから連打が続き、山本投手は4失点。シリーズを通しての攻撃のポイントは「サトテルの盗塁」でした。

甲子園に移動し3連戦。甲子園でのタイガースファンの応援はすさまじいし、慣れない土のグラウンドで、DHもなし。3連勝で一気にタイガースが優勝を決めるのでは?とも思いましたが、さすがのオリックス。初戦をとり、2勝1敗とリードしました。

タイガースが甲子園で負け越すことはないと思っていましたが、オリックスは昨年の日本一チームらしく堂々とプレーしており、どちらが主導権を握るかわからない展開が続きました。

そこで守りのポイントがやってきます。第4戦、7回に3-3に追いつかれ、8回2死1・3塁の大ピンチ。ここで4か月間登板がなかった湯浅投手をマウンドに送りました。WBC優勝メンバーで、シーズン当初は抑えを任されていましたが、抑えの失敗が目立ち、怪我もあり戦線離脱しました。

しかし、甲子園のタイガースファンの大声援を背に受け、見事1球で内野フライに打ち取り、ピンチを脱し、嫌な雰囲気を払しょく、サヨナラ勝ちに繋がりました。次の第5戦も0-2の展開で登板。3者凡退で抑え、これまた逆転のムードをチームに引き寄せ、次の回に一挙6得点。流れを引き寄せる男、「湯浅の1球」はこれから語り継がれるでしょう。

京セラに戻っての第6・7戦ですが、第6戦は初戦に攻略した山本投手に抑えられましたが、昨日の第7戦では逆に初戦抑えられた宮城投手を攻略。序盤のリードを守り、7-1で勝利。38年ぶりの日本一となりました。

今朝は、スポーツ新聞を買い、インタビュー動画も見ながら、余韻に浸っています。優勝特番や特集号などで、勝負の裏側などもいろいろ知りたいなと思います。まだしばらくはタイガースの日本一で楽しませてもらいます。

今日の一言

65歳の老将がセオリーの重要性に気づかせてくれた


今シーズンから岡田監督がタイガースの監督に復帰したわけですが、御年65歳。何年も現場から離れており、選手は息子を通り越して孫みたいな世代になってきている。

今の世の中は昔に比べて、変化のスピードが速く、動きも激しい。情報や知識、経験がどんどん時代遅れになっていきます。私自身も50歳を過ぎてから、自分の経験がだんだん通用しなくなっている、今の時代に合わなくなりつつあるなと感じています。

プロ野球の世界もそうです。データが勘や感覚を上回るようになり、選手に年齢が近い40代の監督が当たり前になりました。今年はジャイアンツの原監督がいましたが、退任した来シーズンは岡田監督がとびぬけて年長になります。

岡田監督への期待が大きかった一方、心配する声もありました。

いわゆる「昭和の野球」が令和の今通用するのか。孫ほど離れた選手たちと信頼関係を築けるのかなどの意見もありましたが、全くの杞憂に終わりました。選手だけではなく、マスコミなどを通じて私たちファンにも、次々と「野球のセオリー」を植え付けていき、白星を重ねていきました。

「投手が出した四球はエラーと同じ」「打者が選んだ四球はヒットと同じ」「無死1・2塁でゲッツーを打ってもいい」「普通に野球をやる」「ゲームの流れをよく読み、奇をてらったことをしない」「ここが勝負というところは徹底的にやる」など、枚挙にいとまがありません。

新しいことばかりに目がいき、本質というか真理というか、時間が経っても変わらない大事なことをおろそかにしてはいけないなとあらためて感じました。

古かろうが新しかろうが、セオリーのようなものは変わらない。それは、長く生きている経験者の方が分かる部分が多いと思います。新しいことにキャッチアップしていくことももちろん大事ですが、セオリーも大事にしたいと思わせてくれる、阪神タイガースの日本一でありました。

空室状況(申込ベース)

アザレア43:満室/46室
シティマンション赤池:満室/16室
パオ35:1室/35室
ソラーレ逆瀬川:満室/5室
マナツー:満室/8室
1室/110室(空室率1%)

安定飛行を続けています。

来年の入れ替わりに向けて、アザレア43が動き出します。今月から内覧も受け付けていきます。

野生のイノシシを見た!

先々週に新潟県は妙高高原に行ってきました。

そこで初めて、野生のイノシシを見ました。

朝、ランニングをしていたら、左の茂みからゴソゴソという音が聞こえたと思ったら、自分の15mくらい前を黒い塊が左から右にすごいスピードで走って横切り、右の茂みに消えていきました。

走っていた場所は、森の中ではなく、両サイドは原生林ですが、コンクリートで舗装されていて普通に車も走る道路です。もうびっくりして、スマホで写真もとれず。

体は真っ黒で、大きさは高さ1m、幅50㎝、長さ1.5mくらい。鼻がとがっていたので、クマではなく猪かなと最初は思っていたのですが、戻って家族と話をしていたら「真っ黒だからクマじゃないの?」と言われ、それもそうかなと思いました。

目も合わさず(おそらくこっちの存在には気づいていない)、右の茂みに突っ込んでいってくれたからよかったものの、目でもあって突進されてきたら…と思うとぞっとします。

でも、怖かった…というよりも、何かいいことありそう!と思いました(笑)。10年以上同地に暮らしている人でもクマやイノシシは、話はよく聞くけど実物は見たことがないと言っていたくらいですから。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回のニュースレターの配信は11/20頃になります
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