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新旧学生代表と対談(その3)

2020年1月28日にNPO法人リーダーズカフェの新旧学生代表と対談をし、これまでのこと、これからのことを熱く語り合いました。

最後(その3)は、今後のリーダーズカフェ(以下、カフェ)の展望について3人で話しました。

(写真左上)矢儀丈博さん(第2代 学生代表:2019年4月~2020年3月)
(写真左下)大内泰成さん(第3代 学生代表:2020年4月~2021年4月)
(写真右)皐月秀起(NPO法人リーダーズカフェ 代表)

※(その1)はこちらから
※(その2)はこちらから

(皐月)
これからふたりに聞きたいのが、「僕が今やっていることで続けて欲しいこと」あるいは「僕が今やっていないことでやってほしいこと」を教えて欲しいんだけど。

(矢儀)
(あらかじめ宿題として聞いていたので)ずっと考えていたんですが、わがまま言えば、続けて欲しいことは全部なんですけど(笑)。

ただ、皐月さんがやるというよりは、カフェのメンバーがぽこぽこ何かやる、出てくるのがよくて、それをうまいこと皐月さんが支えるみたいなのが理想ですね。

(皐月)
例えば、ちょっと外れる子がいたら、こっちに戻ってこいと、僕が声掛けするとか。

(矢儀)
それこそ、ゴールキーパー型で(笑)。攻める時は攻めろ、守るときは戻ってこいと言ってもらって、あとは僕たちがやりますから、みたいなイメージですね。

(皐月)
逆に、今やっていないことでやったらいいな、ということはある?

(矢儀)
もうちょっと年数が経ったらですが、OBOGが出てきたときにお金を集めて、デカいことをやれないかなと。

(皐月)
デカいことって、例えば、どんなこと?

(矢儀)
今株式投資講座を(監事の)岡本さんにやってもらってますが、それを学生が実際に投資をする。原資があれば可能性は広がるかなと。

(大内)
OBOGから集めたプール金を元手に投資し、配当をする。

(矢儀)
わんちゃん、僕らにも還元してほしい(笑)

(皐月)
えっ、誰に還元するの? (OBOGの)社会人は稼ぐから要らないでしょう? もう(カフェに)貢ぐ100でしょ(笑)

(矢儀)
別に、お金じゃなくてもいいですが(笑)

(大内)
「きんみら1回参加」とか。

(皐月)
(特典としてきんみらに参加できる)賛助会員制度がすでにあって、実際去年卒業した子が賛助会員になってくれたりはしてるんだけど、もうちょっと広めていくのは僕の役目だな。

資金が集まった後にできる「デカいこと」として僕が考えているのは、「奨学金」制度。

(矢儀・大内)
おーーっ。

(皐月)
特につばめの子どもたちで、大学進学をどうしようか…と考えている子に対して、僕らが大学に行かせる。

まあ言うと、カフェのメンバーは恵まれている。大きな心配なく、大学に進学し通っている。僕とかがみんなの成長のお手伝いはするけど、社会人になってバンバン稼いで、たくさんカフェに貢いでほしい(笑)

(矢儀)
関学に進学させて、カフェのメンバーになって、つばめの講師ボランティアをしてもらいましょうか(笑)

でも、奨学金はいいですね。

(皐月)
そうなっていくと、やっぱり「認定NPO法人化」は視野に入れたい。今まで以上に、寄付もしてもらいやすくなるし、さらに社会的信用も増す。

となると、来月から始める「大人のつばめ」なんかは、個人的には力をいれたいし、期待しているのよね。つばめだけじゃなく、カフェのサポーターが増えるし、密かにじゃないけど、頑張ってやっていきたいんだよね。

大内くん、何かありますか?

(大内)
日経読む会やきんみら、THE UPDATEなどは、すでに軸となる活動になっているので、(カフェの活動の中心になっている)学生会員にそれぞれの担当になってもらって、運営してもらう。それを皐月さんに見張っていてもらいたい。

学生代表や理事が見るのもいいんですが、同じ学生で視点も似ているので、見方が違う皐月さんに見張ってもらうのがいいかなと。やるのは、学生がやりますんで。

(皐月)
僕はゴールキーパーなので、攻めない(笑)

3つの活動にリーダーをつけて、その子たちが中心になって活動していくということよね。例えば、きんみらのリーダーは、きんみらという活動をどう充実させていくかを、サブリーダーとかもつけてふたりで考える。大賛成やね。

(大内)
イメージ的には、新4回生に理事などの中心メンバーはいないので、僕ら新3回生が学生代表や理事をやって、1・2回生がペアで活動のリーダーになる。それを3回生がサポートする。それでもダメなら、皐月さんに頼む、みたいな流れが理想かなと。

そして、来年ひとつずつ学年が上がれば、上が分厚くなり、その時の1・2回生ともがつがつ色々できるんじゃないかなと。

(皐月)
確かに、例えば日経読む会ひとつとっても、毎週3回がっつりやれて、参加人数4~5人が当たり前になってきて、ディスカッションの内容もどんどん濃くなってきて、ホワイトボードも使って進めたりと、ここにきて明らかに充実度が増してきた。

(大内)
最近使い始めたホワイトボードも「可視化する」という意味で効果が大きく、議論も脱線しにくくもなりました。

こういうひとつひとつの取り組みを、理事会とかで話し合って決める、とかではなく、リーダーの1・2回生が中心になって、あれこれ進めて、相談するときは理事に聞く、みたいなのがいいかなと思っています。

(皐月)
矢儀くん、どう?

(矢儀)
いいですよね。何か、フォワードからゴールキーパーまで揃っているというか(笑)。

(大内)
それ、すごい分かりやすいですよね! 1・2回生がフォワードで、3回生がミッドフィールダーかディフェンダーで、皐月さんがゴールキーパー(笑)

(皐月)
劣勢の時なんかは、ディフェンダーがのほほんと守ってたらアカンよ。

(大内)
その時は、4回生に「上がれ!」って言ってもらって(笑)

(皐月)
例えば、きんみらなんかも、若干トピックや内容がマンネリ化してきたなあとなってきた時には、例えばゲストを外から呼んでくるとか、場所を変えて、千刈キャンプとかでやるなど、変化も加えるとか。実際のところは仕切り役がいないと変えるのは難しいけど、リーダーがいたら色々考えれるよね。

(矢儀)
週末やるとか、もいいですよね。

(皐月)
季節がいいから、来週は中芝でやりまーすとか。

(大内)
この前もあった、ふたりできんみらを担当する「コラボ」も面白かったですよね。

(皐月)
當内くんと松橋くんの「仮面ライダーの経済効果」の回ね。

あとは、アウトプットをホンマにやるなら、日経もきんみらもTHE UPDATEも、noteとかを使って、その日にやったことを出していくとか、やれることはいくらでもあるよね。

誰に何をやってもらうかな…。1・2回生といっても、ちょっと人数少なめだなあ。まあ、大内くん以外は全員何かやってもらいたいよな。

(大内)
日経は諏訪にやってもらって、きんみらは松橋に、THE UPDATEは真穂ちゃんに。

(矢儀)
決まったー完ぺきー(笑)

(大内)
そうなんですよ、完ぺきなんですよ(笑)。もうそれしかないんですよね。

日経は僕も手伝いますが、まあ諏訪がひとりでやってくれるとして(笑)、きんみらはともちゃんにも手伝ってもらって、きんみらはあやねちゃんも絡んでもらう。

(皐月)
あやねちゃんは、何か頭に立ってやってもらいたいけどなあ。

(矢儀)
僕が卒業したら来年からは、簿記部会をあやねちゃんにやってもらいます。

(大内)
松橋が忙しそうだったら、きんみらをあやねちゃんにやってもらうという手もあります。サポートは松橋にもやってもらって。

(皐月)
でたっ、松松コンビやな(笑)

(大内)
最強のフォワードでして(笑)。

(矢儀)
最強って、「狂」う方の最狂ちがうの?

(皐月)
僕は、最「恐」やと思ってた(笑)

あやねちゃんには「大人のつばめ」を任せてもいいんよね。最初は大内くんを考えていたけど、学生代表になったし。

あやねちゃん、「夏休みに『みなさんで古典をやりたいです!』」とか言ってたし。その内、「お歳を召した方と『人狼やりたいです!』」とか言いそうなんだよね(笑)。

(一同)
爆笑

(皐月)
今日だけでもいろいろアイディアが出てきたので、普段の顔合わせや理事会なども使って、ひとつずつ形にしていきましょう。

4回生がごっそり抜けるのは、正直なところ団体としてパワーダウンしていしまうんじゃないかと心配だったけど、いい世代交代の機会でもあるし、大内くんの面白いアイディアもたくさん聞かせてもらったので、安心しました。

今日は忙しいところ、長時間ありがとうございました!

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