見出し画像

Owner 高岡 秀和 〜自己紹介〜

幼少の頃から肌が弱く、アトピーだったわたしは

食べれない食材もあり、外食も少なめで

母の手料理を食べて育っていきました。

パンやピザまでも作ってくれたので、今でも

健康的な食事が好きなのは、その影響があります。

肌もそうですが、髪にもコンプレックスがありました。

クセが強い髪質で、パサツキ、広がりやすい

また頭が絶壁で、なかなか上手に切ってもらえない

ことが多かったです。

わたしが幼い頃はまだ男性は床屋、女性は美容室だった

ので、床屋さんでは技術的に思い通りにならなかったです。

今美容師として思うと髪質が細くて柔らかいため、床屋さん特有の

四角くカットすることや、短く整える切り方は

合っていなかったと感じます。

中学生の頃から美容室に通うようになり、髪質を生かした

カットができる美容室を探しました。

ちょうどファッションにも目覚め、ベルギーのデザイナーや

アントワープのデザイナーの服に憧れ、パリコレクションや

ニューヨークコレクションの雑誌を読み漁ります。

当時はスクショもないので、ヘアスタイルの切り抜きを

恥ずかしがりながら持っていき、たくさんの美容室へ

足を運びました。

程なく、幸運にも近所に何とか形にして

くださる美容師さんに出会いました

髪質を考慮して、生かす提案が多かった美容室に

行き、人の気持ちを変える仕事、悩みが個性として

とらえる考え方に、美容師としての憧れがあり

目指し始めました。

大学進学の準備をしていましたが、親族を説得し美容専門学校へ行きました。

学校では、ほぼ9割の生徒が美容師のドラマの影響で通っている

生徒が多く、原宿や青山のサロンを目指して

カリスマに将来なりたい人ばかりでした。

わたしはカリスマになりたいのではなく

パリコレクションやアート、音楽とヘアスタイルが

繋がっていく仕事を目指していたので

学校では浮いていたのかもしれません。

ほどなく、カットやブローの基礎が全て

ヴィダルサスーン 氏が作ったことを知りました。

わたしの想いは海外にあったので、先ずはロンドンに近い美容室選びを始めます。

日本で働くなら、日本らしいところで、と思い

鎌倉か京都でサスーン カットが学べるサロン

を探しました。

まだインターネットもそこそこの時代

KINGDOMが見つけたサロンでした。

そこでわたしはキャリアを積むことになります。

田中孝明氏はタカラが持っていたヴィダルサスーン の

認定インストラクターをしていて、そのトップとして

年2回ロンドンと日本を行き来し、その間に

日本や海外の美容師や美容室にサスーン の哲学を伝える仕事をしていました。

大きなヘアショーや新美容やヘアモードなどの業界紙

にも取り上げられていました。

所属していた期間はあっという間の19年でしたが、

世界一と言われるヴィダルサスーンの最高ディレクターの

ティムハートレイ氏やマークヘイズ氏から学び、

ヘアカラー日本一を2回頂き、数多くのコンクールで賞を

、また一般紙や美容業界紙、TGCなどのファッションショー

web、YouTubeなどの媒体の経験もさせてもらいました。

美容師様に多くのトレーナーとして教える活動も

し続けました。

そして、メーカー様のお仕事で中国などの海外へカットを

教えに行かせて頂いたり、カラー剤などの研究にも

ドイツの本社に招待頂けました。

そのキャリアの中、自分のブランドを創りたい

という想いは常にありました。

海外に触れていたわたしの基準は当然として、日本よりも世界基準が

当たり前の視野となっていました。

eddieを世界に届くブランドにしたい

記憶に残る日常を、新しいヘアスタイルの体験で。

世界一ではなくあなたの人生最高のヘアスタイル

世界一と言われるヴィダルサスーン の中でマークヘイズやティムハートレーを見ていたわたしには

世界基準が当たり前のようにあり

目指すべきものとしてあります。

ヘアスタイルの技術力なのか

クオリティーなのか

それはわたし自身が世界をみてきて自分の技術が劣っていないと思うから。

コンテストをたくさん受賞し続けてきましたが

メーカーやディーラー、審査員へのロビー活動はわたしには向いていないと思いました。

それよりも顧客満足度を上げていくことを目指す。

カラー剤やパーマ剤の研究をすることはもちろん

人が何を見てオシャレだと思うかを、を追求する

どこでの空間や誰と、どのような精神状態で

もオシャレだと思う感覚に作用している


・自分は19年やっている技術屋です

素材の調理方法でそのように美しくなるかを分かっている

カットをすることは誰でもできるけど
技術の差は見えづらい

さらに素材(カラー剤)が良ければ美しさは簡単に上回る場合も多い

素材が良ければ、技術が良ければオシャレではない

eddieの技術力は骨格へのアプローチとのカラーの混ぜ方です


そして、留学していたロンドン、パリ、ベルリン、ニューヨークで

見たトップサロンやトップヘアドレッサーはデザインだけではなく、

すでに当たり前に環境に配慮したプロダクト

を扱う文化でした。

サスーン のデザインカットとサスティナブルな

プロダクトを扱うサロンが目指すところであり

お客様にも必要だと感じました。

まだまだ日本にないものだからこそ

挑戦しがいがある。

出店場所も恵比寿や代官山なども考えましたが

吉祥寺で最後のキャリアの店舗でしたので、

一番お客様が通える範囲で、わたしの理想と

同じ事を考えているお店の多い場所で開きたかったので

代々木八幡、代々木上原が理想でした。

安心安全な食材を使い、そのお店にファンの方が多いレストランや

バル、カフェ、チョコレート屋さん、などの

飲食店がたくさんあります。

そして、サロンを出す建物も大事に考えていて

古いものを価値として捉えるヨーロッパに同じ想い

を持っていたので、このエリアは魅力的でした。

古い街並みで、ほっこりしながらも

内装をリノベーションして生かす店舗が多いからです。

ヴィンテージの服やデニムもそうですし、木の樹齢もそう

人の年齢も、重ねて豊かになること

そして、その年齢になった髪質を生かしてヘアスタイル

をデザインすること、を大切にしています

今のサロンはその築年数を生かしてデザインして

あります。

ここ代々木八幡に根を張り、一歩一歩

地域と海外をヘアデザインで繋げる仕事を

これからもしていきたいです。

どうぞよろしくお願い致します。

            eddie 代表 高岡 秀和

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?