気づけばもう年の暮れ。

過ぎてしまえば1年はいつも早い。

職場で、1年の振り返りと来年に向けての1分間動画を撮るように言われ、仕事以外の話題と言われたのでプライベートを整理してみた。

これを元に撮ってみたら11分の超大作になってしまった。

10分も長い💦

調べたら1分は300文字らしい。

短すぎる。

どうしようかと思案していたところ、いつもびびるくらい当たりすぎるので良く好きで見ている、しいたけ占いの2021年上半期占いにすごくシンプルにまとまってた。

閉鎖空間から大交流時代へ

まさにこのままの一年。こちらを元になんとか1分20秒に収めた。20秒はご愛嬌。

振り返れば新型コロナの流行が始まった時、急にウイルスが消えて無くなることはないので、長期化するだろうなとは構えてはいた。

だから、過剰に構えすぎず、長期化を見据え出来る限り普通に過ごしていくことが大事なのだと考えていた。

ちょうど娘の卒園と入学のタイミングだったので、そういう意味では心配や不安、色々制限されてしまう子供たちが可哀想だという想いはあったが。

休校になった時も、子供を産んで仕事復帰のタイミングでマレーシア赴任になって娘の育児に専念した過去があったので、嗚呼、私は娘とは共に過ごす巡り合わせなのだなとか妙に思った。

幸いにも私の会社は早々に2月から在宅勤務に移行していたので、休校期間も特に構えることもなく過ごした。

月の半分海外出張だった旦那も1月から出張禁止になり、3月から在宅になり。

触れ合うのは家族とベランダの植物やご近所の自然。

不特定多数の人と触れ合わない時間がむしろ心地良くて。

オンライン飲み会、オンラインイベントなど流行っていたが、逆に全く不要だった。

人と無理に触れ合わなくていい免罪符をもらえた一年だった。

元々、私は大人数は苦手で。

軽いHSPの特性もあると思うが、3人を超えてくるとキャパオーバーだ。

だけど、ここ数年気づくと大人数に囲まれているのは、パートナーとなる友達が多くのご縁を引き寄せてくれるからで。

その中に入れてもらってる感じがして。

そのため、少し多すぎる交流に疲れも感じていたので、一旦気持ちを休ませ、整理する時間を得ることが出来たともいえる。

私の活動の根源は「アート×音楽」を自由に楽しむ「子育て」で。

そこに日本に帰ってきてから、異常気象だったり、身近な自然が失われていることが気になるようになり、たまたま Book Week Japan の活動が自然の中でのピクニックパーティーをすることで、自然と触れ合えるようになった。

そこから、野外イベントのご縁も広がり。

自然保護も意識するようになった。

自分が作る歌は自然を感じる曲で。

アート×音楽×自然

になっていった。

しばらく人と離れて自然と触れ合いながら自分の手の届く範囲内の生活をのんびりと楽しんでいて、その間は創作意欲もわかずにいたが、やはり、人と触れ合わねばという思いが出てきた。

そして、休んでいた作曲レッスンを再開した時に、作るべき曲は「青い世界」だと思った。

もとを辿ると2019/4/27にボイスメモが残っている「青い空」という曲だったが、あまり自分らしい曲ではないと思い、なかなか形に出来ずにいたが、今なら作り上げられると思った。

そして、一緒に曲を作り上げてくれる新屋賀子さん、井手正人さんの存在がとても有り難く、また自分で作っていたものの、苦労していたMusic Videoを Book Week Japanで一緒に活動してるフリーデザイナーのスミナツコちゃんが引き受けてくれることになり、新たな始まりを感じることが出来た。

一人では出来ないことが、人の力でどんどんと叶っていく。

自分では想像していた以上の世界を見ることが出来る。

そんな仲間がいることの有り難さ。

それをより噛み締める一年となった。

そして、新屋賀子さんの「いのちの地球(ほし)」という曲をみんなで合唱するというプロジェクトを手伝うようになり。

里山保全の一環で行われている森の展覧会『森展』というイベントにも関わることになった。

今までの自分であれば、大人数と関わることはNGであったはずなのに。

何故か、すんなりと引き受けていた。

これもご縁の不思議。

自分の中の変化。

そんな劇的な変化が起こった一年だった。

新型コロナに関しては、まだ予断を許さない状況ではあるが、状況を鑑みながら。

また新たな道を進んでみようと思う。

感覚的に本能的に過ごす私にとって、文章として書くことのできる note も自分の思考を整理する場として、本当に本当に有り難く。

そして、この場で広がるご縁もまた、この先の未来にリアルにつながることを夢見て。

来年以降もどうぞよろしくお願いいたします。

My Songs...

▷青い世界

▷僕は生きる

▷寄せては返す悲しみ

▷生きる意味

▷彷徨い