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【work】 人生で2度目に作ったハンドパペット

人生で最初にハンドパペットを作ったのは小学校の時、なぜかアニメ版デビルマンのハンドパペットを作った。 頭は紙粘土製で、身体はT字型の袋状、3本指で動かす簡素な人形だった。 ハンドパペットと言うより指人形だね。 そんな人形でも子供の僕にはまるでアニメの中からデビルマンが飛び出してきたみたいですごくワクワクした。

今回は大人になって2度目に作ったハンドパペットを紹介します。 これもハンドパペットと言うよりはマペット(ハンドパペットとマリオネットの特徴を併せ持つ人形のことをジム・ヘンソンがこう名付けました)ですね。
Wikipedia: マペット

このハンドパペットはまず緑色の試作を作って、そのあと同じ型紙で4体作りました。 試作品の製作過程写真と完成写真が見つからないので今回は後発の4体を写真で、試作品は動画のみ掲載です。

『cherr(チェル)』全体
『cherr(チェル)』顔
『flowe(フラウ)』全体
『flowe(フラウ)』顔
『oggie(オジー)』
『rougee(ロージー)』

4体とも布帛(ストレッチしない織物)製で、顔は布書き用のボールペンで描いています。 チェルとフラウは口の中にそれぞれサクランボとガーベラを含んでいますね。 オジーとロージーの身体にはアフリカンバティックを使っています。

ハンドパペットだけど、動かしていないときもぬいぐるみとして飾ったり遊んだりできる構造になっています。 このポリシーは今でも大事にしてる。 動いてないパペットが魂抜けたようになっちゃうのはなんだか寂しいから。

この人形がどんなふうに動くのか、試作品を動かしてみた動画でお楽しみください!

構造がシンプルな上に、普通は口の中に型崩れを防ぐために入れる芯材を入れていないので顔全体で表情を作れるようになってるんです。 このパペットたちはもう全て僕の手元に無いんだけど、とても気に入ってるデザインだから改めて作りたいなと思ってます。 せっかく作るなら今考えてる工程で1から作り直そう!

今後はまた人形作りを楽しんでいくつもりなので、新しい人形を動かして遊ぶ日が今から楽しみ!! 早く作りたいなぁ。

僕はマリオネットも作るので、こちらの記事も是非楽しんでください。
【work】 最初のあやつり人形『ヒッコリーノ』

サポートしてくれる人が増えると、新しい作品を作る余裕も出てきます。余裕は新たな可能性を見出す機会をもたらしてくれますね。新たな可能性からは今までと違った視点も生まれるかもしれません。