僕はとんでもないものを呼び出してしまった……。

『あぱとぅん』というオリジナルキャラクターのぬいぐるみを作るために3Dモデルから型紙を起こす手法を模索しているんだけど、最初のトライアルでいくつかの改善点がハッキリしたので3Dモデルの修正からやり直しています。

さて、問題点を修正したモデルができて、ちと思いついてしまったことがあるんですよ。
「ポーズ変えてみようかな」
そう、この思いつきが原因で邪神を呼び出すことになるのでした。

僕はBlenderという3DCGの作成アプリを使っているんですが、これは何でもできる代わりに操作や設定がとても複雑なんです。 とはいっても僕の場合、用途が限定的なのですべての機能を網羅する必要はないので、今まではNomadSculptという粘土細工の要領で3Dモデルを作るアプリで作成したデータを読み込んで、ぬいぐるみのための型紙を起こすためにモデルのデータを単純化するリトポロジーという工程を理解していれば必要なことは賄えていたんです。

しかし、今回の思いつきでポーズを変えることにしたら思い通りに行かなくて邪神のような産物を呼び出してしまう事態に陥ったというわけです。

いやぁ、普段からトライ・アンド・エラーの繰り返しでものづくりをすることに慣れていてよかった！

今回は3Dモデルにアーマチュアと呼ばれる骨組みを仕込んで、それを操作しやすくするためのリグというものを生成する過程でうまく行かなかったんですが、その原因と対処法がわからず少し悩んだあと、ポーズを変えるだけならリグを生成しなくてもアーマチュアとメッシュ（3Dモデル本体）が関連づいていれば問題ないと気づいて一歩進むことができました。（できた？）

実は、このあとまた新たな問題が起こるんだけど、それはまた次回！