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ビットコインの基本戦略

数日前から始めたビットコインへの投資ですが、月に1万円くらいを積立形式で続けていきたいと思います。

1万円という金額にしたのは、積み立てたビットコインの価値が、あとで半減あるいはそれ以下になってしまっても、一晩泣けば諦められるかな……っていう金額だからです。

今、ビットコインの価値は、2019年6月下旬のピークから続く、下降トレンドの半ばにあるようです。もしかすると半ばではなく、ここが底なのかもしれません。まぁ明日以降、価値が上がるか下がるかは誰にも分かりません。

ということで上がっても下がっても、毎月中旬には1万円分のビットコインを購入していこうと思っています。つまりドル・コスト平均法、平均購入法ですね。

「長期投資でリスクを抑制し、安定した収益を得たい場合に使われる手法である。」

とWikipediaには書かれています。

一方で「上げ相場でドル・コスト平均法を行うと平均購入単価がかえって高くなり、収益を減少させてしまう欠点もある。」とあります。

ただこの欠点も、「ここが底だ!」と思って一気に資金を投入する場合と比較しての「欠点」だと思われます。でも「ここが底だ」なんて、誰に分かるんだろう? っていう気がします。特に僕のように投資の素人には、さっぱり分かりませんね。

そんな「相場なんて分からねえよ」って思っている人と相性が良いのが、ドル・コスト平均法です。僕みたいに未来予想するのが面倒っていう人に向いています。

ドルコスト平均法では、購入金額の平均より相場が上にある時点で売却すれば儲かります。単純で、僕にも理解できるし、ビットコインであれば、僕のように投入できる資金が少なくても実行可能です。ただ、ハイリターンは望めません。「トレーダーじゃないし、のんびりと投資していこうかなぁ……」っていう人向きの手法ですね。

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↑ ビットコイン月足のチャートです。さぁ今から上がるか下がるか「俺なら分かる!」っていう人はいるんでしょうかね?

気分としては、宝くじを毎月買うのと似ているかもしれません。ただ、宝くじは数日から数週間後には、自分のクジが当たりか外れか分かっちゃいますね。ビットコインの場合は、ビットコインが無価値化しなければ、ハズレとは言い切れません。そういうのんびりした感じが良いです。

宝くじは買ったことがないので、いくらから始められるか分かりませんが、ビットコインは僕が使っている仮想通貨取引所であれば、今なら「0.001BTC=784円」から現物で買えます。

このくらい小額で始められるのが嬉しいですね。もし最低購入が1BTC=約78万円とか0.1BTC=約7万8000円からだとしたら、僕の資金量でドル・コスト平均法という手法は取れません。

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それほど投資をしているわけではありませんが、投資における鉄則とも言えるのが、投資先を分散させることです。

例えば株に投資するなら、国内の特定ジャンルの企業だけでなく、できるだけ様々なジャンルの企業へ投資する、もっと資金があれば外国企業にも投資しておきたいです(僕はしてませんけどね……だから失敗しました)。

また株だけでなく、為替やオイルやゴールドなど、分散させればさせるほど安全です。どこかが不調でも、他が好調だってことは多々ありますからね。

そういう意味で、仮想通貨=暗号通貨がリスクヘッジ先として選ばれているのかもしれません。仮想通貨=暗号通貨は、これまでの相場を見ていると、世界経済に不穏なことが起こると買われています。逆に世界経済から不安要素が消えそうになると下げていくようです。

現状で注目されているのは、米中経済戦争です。米中対談が不調に終わると、円が買われるのと同様に仮想通貨=暗号通貨、特にビットコインが買われます。

怖いのは、中国政府が、どんな動きをするかによって、相場が動いているように思える点です。具体的には中国共産政権がビットコインの規制を強化しようとすると、大暴落します。共産政権がどんなタイミングで規制するか分からないので、将来予測は不可能です。

さらに面白いのは、色んな人が仮想通貨=暗号通貨をネタに一儲けしようとしている……欲望が渦巻いている世界だってことです。

これまでも白人たちは新興市場をネタに様々な仕掛けをして、半ば不正に利益を得てきました。有名なのが、東アジア通貨危機ですね。

Wikiによれば

「アジアの通貨下落は、アメリカ合衆国のヘッジファンドを主とした、機関投資家による通貨の空売りに惹起されたものである。」

こういうことを平気でやるのが白人たちです。もちろん、されるがままになっている方も悪いっちゃ悪いんだけど……僕みたいな素人には、そんな状況把握は無理です。

最近だと以下のようなニュースもありました。日本が衰退中…っていうのは完全否定はできないけど、後半の「韓国は…」以降は、あらあらという感じですね。ポジショントークが酷すぎるなぁと、あなただけ韓国への投資をガンガン進めてください、っていう。

ジム・ロジャーズ氏「日本は衰退中…韓国はアジアで最も興味深い所になるだろう」(中央日報ほか)

で、最近ではビットコイン関連のニュースとして、ブルームバーグのアナリストのマイク・マグローン氏がツイートした内容が、多くの媒体で配信されていました。曰く……

「ビットコインが最近の下落でも6500ドルのサポートを維持できたことから、2020年は上昇相場になると強気の見方を示した。」

まぁ同様の期待をして僕もビットコインを購入し始めようとしたんですけれど……そんなにバラ色な雰囲気だとは思っていません。むしろ白人のこういうキャンペーン的な発言は、眉唾というか警戒すべきだと思ってしまいます……「スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん」とかね……怪しさしか感じない……。

ということで過度な期待はせず、世界経済になんの不穏な要素もないのにビットコインが急騰し始めたら、ドル・コスト平均法も辞めて、ビットコインの購入を停止して、徐々に売っていこうと思っています。

まぁいずれにしろ、まだ通貨としてほとんど実用性のない仮想通貨=暗号通貨への投資はほどほどに抑えないとなぁという、今のところの気分です。

それよりもメキシコ・ペソや南ア・ランドで、スワップを狙った方が良いのかなぁと。

あくまでも逃げ腰でビットコイン投資を始めましたよ……というお話

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