助けて、の言葉をもっと

ヤングケアラーの
ドキュメンタリーを観ていて
思う。

助けて、って言葉を
自分から言うような教育を
受けてこなかったな、と。

むしろ、
人に迷惑をかけちゃいけない、
と言われて育った。

オアシス運動の看板が
ひと頃、いろいろなところにあったが、

オ おはようございます
ア ありがとうございます
シ 失礼します
ス すみません

と並べてみると、

迷惑をかけることへの配慮や謝罪を
告げる挨拶が半分を占めていて、

この洗脳は
きっとあると感じた。

助け合いの精神の大切さは
よく謳われるけれど、

助けて、と声を上げることを
良しとする文化・風土は
日本にはなかったんだろうか。

助けて、をもっと言っていい。

困っている人は助けたいし、

自分も
困ったときに
助けて、と言いたい。

言ってもいいと思うだけで
気持ちが楽になる。

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