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#1 ホントにこのままでいいのかな?

 みなさんこんにちは。
 はじめましての方、初めまして。
 公立小学校教員歴18年のヒデと申します。

 現在、教育現場には一人一台端末ということでタブレット端末などが配付され、ものすごい勢いでデジタル化が進んでいます。
 かくいう僕の学級(小学校3年生)でもどんどん使わせていて、毎日朝の連絡事項はChromebook内のclassroomに配信しています。
 ですので、児童は登校してきたらすぐに充電キャビネットからChromebookを取り出して、classroomを開いて確認する、という習慣がついています。
 宿題などの提出物も、自己申告制ですがGoogleスプレッドシートで確認しています。

児童の端末でチェックボックスをタップすると一覧で僕の手元に来ます

 このように、利便性はどんどん向上しているものの、本当に「小学校の」教育現場はこれで良いのでしょうか。
 何回かに分けて僕の考えを述べていきたいと思います。
 あくまでも個人的な考えです。僕の所属している自治体や勤務校は無関係ですのでご了承ください。


▶︎Apple信者にも関わらず、「反対」

 はじめに僕の立場を明確にすると、小学校段階においてこれ以上のデジタル化には「反対」の立場です。

 いやいや、これまで散々Appleデバイスを教育現場で活用している、みたいな発信をしておいて何を言ってる(笑)  などと笑われそうですが。

 ここではっきりと述べさせていただきたいのは

①教員がデジタルデバイスを活用することは「大賛成」であること
子どもが小学校段階におけるこれ以上のデジタル化に「反対」であること。

ということです。

▶︎教員が活用することには賛成

 理由はただ一つ。

「便利だから」

 ただでさえ大忙しの僕たちの業務が、デジタル化によって少しでも軽減されるなら大歓迎です。
 僕自身が開発しているデジタル教務手帳「iNote Cloud」も、自分の業務軽減や物理的な重さの軽減のためですから。

 また僕たちの一番の業務である授業を行うにあたり、児童の理解や成長につながるのであれば、どんどん活用していきたいです。
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▶︎子どもが小学校段階においては反対

 特に3年生までの低学年段階。
 やはり基本の筆記用具である「紙と鉛筆」をきちんと使うことができる、「のりやハサミ」をきちんと使って工作することができる、ということが大切なのではないかと考えます。

 だんだんと小学校のデジタル化が始まった数年前から、以上のように考えていました。
 しかし現在のようにデジタル化が進んだ今では、その思いはもっと強くなっています。

 次回以降、そう思い至った経緯や僕の思いなど、綴らせていただきます。
 今日は何だか疲れてしまって笑

 ではでは!

▶︎ご紹介「iNote Cloud ver, 4.0」


 iPadをメインとしてiPhone、Macでも使えるデジタル教務手帳「iNote Cloud ver, 4.0」(今年度2023年度版)を配布しています。
 以下の記事内にリンクがありますので、もしよろしければご利用ください(無料)。
 現在2024年度版「iNote Cloud 5.0」も開発していますので、もしごダウンロードしていただいた方で、「ここをこうすればもっと良くなるよ」「こんなページが欲しい」などアドバイスがありましたらどうぞご遠慮なくご連絡ください。 

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