未来の性癖はネットで完結する。性癖の形成についてまとめてみた。

どうも、佐伯ポインティ(@boogie_go)です。
今日は、「性癖の成り立ち」と「未来の性癖」についてのnoteです!わお!

noteが爆裂的に面白い最所さんとお会いした時に、最近考えている性癖の話をしたら、想像以上に素敵な反応を頂いたので、noteに書いてみることにしました!!(褒められるの大好き)

エロデューサー」を名乗って会社から独立してから、普段ワイフワークのように、様々な人の性癖・性体験を聞いたり、相談されたり、しております。

ポップなフェチからディープな嗜好まで、様々な人に話を聞いていった結果、「性癖って、生まれつきのものじゃない!」と確信しました。

人生に発生した「刺激」や「事件」といった体験により形成され、そこから、「情報」と「学習」によって完成する報酬系が、性癖です。

(報酬系とは、欲求が満たされた時、あるいは、満たされると分かった時、脳内でドーパミンが発生し「快楽」を生む神経系のことだそうです。薬師丸ひろ子がセーラー服で機関銃を乱射した時に出たのがドーパミンです。)

例えば…

バイセクシュアルの女性に話を聞いたら、中学生の時に、近所の人妻に、旦那さんが居ない時に家に呼ばれて一緒にお風呂に入って、触り合ってたらムラムラしてそのままセックスしたのが初体験だったり、

女性に痛みを与えるのが好きな男性に話を聞いたら、4歳のときに何気なく性器を床に押し当ててる時に、居間のテレビでやってた『ドラゴンボール』で悟空がボロボロになってるのを見て興奮したことがあったり、するのです。

性体験に類似する「情報」を集めて、快楽を学習するのは、自分の選択ですが、性癖が形成される、因子のような「刺激」や「事件」は、自分でコントロールできません。

よく言う例えなのですが、未開の村に住む部族の人は、「串カツ田中」を好きになったりしません。東京に来てお店に連れて行ってもらったり、フラッと入ったりして、「え…串かつ…ウマ!」となって、そこから何度か行ったりして、串カツ田中を好きになるわけで、最初から串カツ田中が好きな人はいません。

つまり、僕にも、これを読んでるあなたにも、現在の性癖に分化するまでは、どんな性癖の可能性も開かれていたのです。SM好きだったかもしれなかったり、ロリコンだったかもしれないし、動物に興奮したかもしれないし、どんな可能性だってあり得たのです。

自分の性癖は、「問い」をもつことによって言語化されます。

比較的、少数派な性癖の人は、自分が受けた刺激や事件、性癖の原体験がすごくハッキリ言語化されています。

おそらく、思春期に性的な話題になって「こういうのって、エロいよね」となった時に話が噛み合わず、疎外されるリスクから、「なぜ自分だけがこれで興奮するのか?」という問いを自分の中に持つからだと思います。

性癖がマイナーじゃない人が「自分の性癖ってよくわからん…」と感じるのは、おそらく、「なんでこれで興奮するのか?」という問いが発生しておらず言語化したことがあまりないから、だと思います。

性癖の言語化の例でいうと、BLが好きな、腐女子の人は凄いです。

腐女子の人は、自分が「尊い…」と思える興奮の条件を、腐女子仲間に共有したり、作品をリコメンドしたりするので、勝手に言語化が進みます。仲間うちでの性癖のズレなども語るので、自己の性癖を詳しく理解しています。

(余談ですが『おそ松さん』は腐女子の性癖リトマス紙的側面があるそうです。どのカップリングが好きかで、どういう宗派の性癖の腐女子か分かる!と腐女子の友達が言ってました。その文化凄い羨ましいので、最近シーズン1から観始めました。)

性癖の成り立ちと言語化について考えていくと、未来の性癖のことも想像できるようになります。

これから生まれてくる世代は、物心がつく時にはiPhoneが当たり前に手元にあって、Wi-Fiが飛びまくってる、超情報化世代です。なにかあったら検索し、情報にたどり着くのが当たり前の世代です。

検索とセットになるのは、「予測変換」です。利便性はどんどん高まるので、サジェスト機能やリコメンド機能の精度は上がります。つまり、性癖の目覚めとなるような興奮の材料を言語化して少しでも打ち込んだら、ソッコーで自分の性癖の情報楽園に行き着くのです。

現に、今でもゲイの子、腐女子の子に性癖の目覚めを聞いていると、「ジャンプの漫画を画像検索したら、ナルトとイルカ先生が大変なことになってる、めっちゃエロい『NARUTO』が出てきた」という話を聞きます。

また、スマホをもつ年齢が若くなるだけでなく、日本の都市部では2020年以降、次世代移動通信「5G回線」が実現されるのです。

(社領エミさん(@emicha4649)が書いた、「2020年のスマホがすごい!次世代通信『5G』をNECさんに聞いてきたぞ!」という記事が素晴らしくわかりやすいです。https://king.mineo.jp/magazines/special/347 )

5G回線が実現するとどうなるかというと、ホログラムを再生できたり、遠隔で触覚が伝えられたりするそうです。もうこれは、ネット上の情報というより、体験です。

つまり、将来的には、偶然エッチなホログラムを観てしまったり、偶然エロい触覚ソフトに出会うのが、性癖の目覚めになったりするわけです。

「刺激」や「事件」もネットの中にあって、「情報」もネットで得て報酬系が形成される、ネット完結型の「バーチャル性癖」が増えてくると思います。

エロホログラム、性的触覚、淫らなVR、ムラムラさせてくる人工知能など…「生まれて初めてネット上でどういう性的コンテンツに出会ったのか」というのが、未来の性癖形成の要であり、「どういう検索をするか?」「SNSでどういう人をフォローするか?」「どんなホログラムをリコメンドされるか」「どんなAIが家にあるか」で性癖が大きく決まる世界になると思います。ワクワクが止まりませんね。

また、素敵なのは、いかに技術が超進歩し、環境が激変しても、人間がいて生活を営んでいる、ということは変わりません。つまり未来でも性癖はなくならない、ということです。

その人の人生が凝縮されたような、「性癖」は最高に面白くて、愛おしい。今を生きる人の性癖を楽しく聞きながら、未来の性癖に思いを馳せる日々です。

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バイブス上がるんですけど〜〜〜!
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佐伯ポインティ

株式会社ポインティCEO(チーフ・エロデュース・オフィサー)。東京生まれの25歳。早稲田大学文化構想学部を卒業後、株式会社コルクに漫画編集者として入社。2017年に独立しエロデューサー活動を始める。2018年、日本初の完全会員制「猥談バー」をオープン。体型は赤子、精神はギャル。

エロデューサー活動記 ー人間万事塞翁がアゲー

これは、佐伯ポインティ(25)が、会社を退職して“エロデューサー”を名乗ってから、どのように生きていくか、そしてどのようにエロスのあるコンテンツを世に出していくかをまとめたマガジンである!エロスに生きるポインティに、明日はあるのか!(あってほしい)
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コメント1件

はじめまして!とてもわかりやすい内容でした!「刺激」や「事件」が性癖に影響するということについて声を大にして言いたいことがあります笑例えばSとMの話がありますが、日常では「あなたはS?それとも‥」と言う使われ方が多いですが、フロイトが言うには、幼少期の「刺激」や「事件」が偏執病=「パラノイア」となり、癖の振れ幅に影響する(自分の解釈を多分に含みます)と言う説明があった気がします。そもそもSもMは二律背反で語られるべきものではなく、共存し、その閾値がプラスマイナスどれだけ多いかが=「周りから受けた影響」に起因すると言うことだと思います。WHOでは今どの説が有力かわかりませんが、このことにみんな早く気付けば自分の「ライフ」がもっと豊かになると思っています笑。今後も読ませて頂きますね!
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