人類はほぼ猿だし、人間的成長などない。

年末にごきげんよう、佐伯ポインティ(@boogie_go)です。

年末×インフルエンザのコンボが発生したので、この2日間ほぼ外に出ずに、悠久の時間を弄んでいました。主にNetflixなどで。(『ブラックミラー』シーズン4最高。)

インフルエンザになってゴロゴロしながら気付いたのですが、昔から体調悪い時って、自分がしたいことしかしないんですよね。年末のゴロゴロもそうですよね。「精神の自分」が甘やかしモードに入るので、「肉体の自分」に優しい、という。

思えば会社から独立してから、僕ずっとこのモードに入ってて、めっちゃ生きやすいな〜〜〜と思ってたので、インフルになって再度納得できました。

精神の自分が、現実の自分に、とっても甘いんです。凄く優しい。

一日ゴロゴロ過ごしても、 「いいインプットができたな〜!」
ご飯を食べ過ぎちゃっても、「たくさん食べれたな〜!」
誰かと打ち合わせしたら、 「素敵な打ち合わせができた〜!」
どこかへ出かけられたら、 「行動力ある〜!」

と精神の自分が、現実の自分を褒めちぎる。

なぜなら、自分への期待値がめっちゃ低いからです。

期待値が高いと、すぐ疲れちゃうんです。

「自分ならできるはず!」「自分はこうだから、これもやらなきゃ!」

仕事とか結婚とか良い生き方とか、期待値ガンガン高める言説が多いじゃないですか。常識にも風潮にも、現実にもWEBにも。でも期待値を高めてしまうと、できなかったとき、精神の自分が、現実の自分を責めてしまいます。

「期待に応えられてないぞ!」と。別に悪くないのに!(もちろん、ハードルを達成し続けて、期待値を高め続ける人生の楽しみ方をする人もいると思います。)

そこで!期待値を極限まで下げるのにオススメなのが、

「人類はほぼ猿」という考え方。

人類、もともと、猿。霊長類から進化した種族です。あの、森とかジャングルで暮らしてる、猿です。

人類は、類人猿系男子と、類人猿系女子の集まりです。偶然、進化の過程で言葉を話せるようになって色々考えられるようになっただけです。

テレビで、猿が自販機で買い物したら、めっちゃスタジオで褒められるじゃないですか。期待値低いからですよね。でも人間は自販機で買い物しても褒められない。遺伝子ちょっとしか変わらないのに!

猿は時間を守りません。約束も守りません。倫理や道徳もありません。(あったらごめんね。to猿)

猿になれ!既成概念をぶち壊せ!約束を焼き捨てろ〜!と煽ってるわけではなく、類人猿の中で考えると、人類ってめちゃくちゃ凄い方だよね、という考え方です。時間も守ろうとするし、約束も守ろうとするし、そんな猿いないですよ。まあ猿と約束したことないんで分からないんですけどね。

期待値は自分も他人も設定したりするもので、そこらへんが厄介で。それが顕著にあらわれているのが、「人間的成長」という言葉だと思います。

僕は「人間的成長」なんてものはない、と思っています。

肉体の成長はあると思います。技術・職能の向上もあると思います。

ただ、人間的成長という意味の「成長」には疑いを持ってます。環境が変わったり、情報が変わったことによる、単なる「状態変化」なんじゃないか。

成長に関して、全ての人間がどこか一点へ向かって伸びてくみたいな言い方がされます。まるで、精神にレベルの高低があるみたいじゃないですか。

時代とか、環境とか、流行とかで、「成長」と自分で思えたり、他人から思われたりするだけ。会社から独立してから「成長したね」って言われる度に、別に精神は何も変わってないわい!わしゃポケモンか!と思ってたのです。

もし人間的成長があるなら、老人の多くは聖人です。でも、老人ホームには、嫉妬も、イジメもあるんですよね。ゲートボールの順番飛ばしたり、道具隠したりするそうです。ちょっとシュールですがめっちゃ陰湿です。

僕の友達は、新年の親族の集まりの時、父親から渡された入社祝いのスーツ代を、生活保護で暮らす祖母にとられて、新春パチンコ代に使われたそうです。これも文章で書くとちょっとシュールですが、友達にとっては悲劇です。

言語が思考を形作る」というのは、SF映画『メッセージ』のテーマで、好きな考え方です。

「成長」という言葉を使って人や物事を考えていると、「成長しているか / 成長していないか」というフレームで、人を捉えることになっていきます。

「成長」というフレームで見ると、そこから零れるものがあると思っていて。

「面白さ」です。僕が人生において大事にする「面白さ」と、社会で唱えられている「成長」の相性が悪いんです。

別に成長しなくてもいいじゃん、と思うのです。太陽に向かって伸びる植物じゃないんだし。なんなら植物だって、ヒマワリもいればコケもいるし。

成長の考え方で生きる人もいます。でも、それを「お前も成長しろ!」「あいつは成長してない」と押し付けることに関しては、違う!我々は猿だろ!!と言いたい。

このnoteは、周囲や他人からは「成長していない」と思われている、面白い人に届いて欲しいと思って書きました。こういうエモいnoteはあんまり書かないので、体調が悪いんでしょうね。Netflixの世界に戻ります。

クドカンの素晴らしい映画『GO』で、今回のnoteにピッタリな、好きな言葉があるので、引用して終わりたいと思います。よいお年を。

名前って何?
バラと呼んでいる花を
別の名前にしてみても美しい香りはそのまま

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いい波乗ってんね〜〜〜〜〜!
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コメント2件

おもしろかった! そうよね。われわれはほとんど猿だよね。元気になった
読ませて頂きました、ありがとうございます!成長を押し付ける人いますよね(笑)そして「できなかったとき、自分の精神が、現実の自分を責める」ってまさに私なんです(笑)なので、この記事を読ませて頂いて、なんか気持ちが軽くなった気がします!
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