“熱狂”に萌える!腐女子目線で読んでみた『テンプリズム』レビュー。

まず、質問です。

あなたは、何に恋い焦がれて、生きていますか?

現在『テンプリズム』を連載している漫画家・曽田正人。『テンプリズム』をはじめとして、彼が描く漫画の主人公や宿敵は、「何か」に恋い焦がれながら、夢中に生きている。その恋の対象は、必ずしも「異性」じゃない。「同じ高みを目指す宿敵」だったり、「スポーツそのもの」だったりする。

『テンプリズム』最新10巻で、主人公・ツナシを倒すために、執拗に付け狙い、策略を仕掛けてくる、騎士団長アモウ・スーラという敵が、ツナシと相対した時に、こんな表情をしていた。

この顔!!!

曽田正人の漫画は、この顔を見るために読んでいる!と言っても言い過ぎではない。彼は、主人公を追い詰めるために、生きてきた。目的達成を目前に、頬を紅潮させて、興奮して、楽しくてしょうがない、という顔。

この表情を見て、熱くなってきた!!と高まっていると…Twitter上で、腐女子のアカウントの方が、

「普通に萌えたから困る」

「アモウ可愛いな!!!??????」

「なんでこんなアモウさんはメスの表情なんやろうな」

「後生だから我こそは腐女子という方はテンプリズム最新話を読んで欲しい( ˇωˇ )」

という感想をつぶやきだしていた。最初、「………え?これって萌えの対象なの?」と思い、社内にいる、生まれてから長い間、腐っているという腐女子のMさんに聞いてみたところ、「絵も可愛いし、この表情はかなりヤバいね。」とのこと。

「主従」「関係性萌え」といった腐女子用語の説明をMさんから聞いていると、徐々に、「もしかしたら、曽田正人の漫画で描かれる昂ぶっているキャラ達は、腐女子と相性がいいのかもしれない…!」と思い始めた。

僕には腐女子的な教養はあんまりないのだが、(最近、Twitterで「スパダリ」を知った。「スーパーダーリン」の略称らしい。)『テンプリズム』のアモウの表情が、萌えの対象になるならば…と、

「最近『HiGH&LOW』にハマりすぎて、いつ会社に来なくなるか分からない」と言っているMさんの助けを借りながら、必死に腐女子的目線に立って、曽田正人作品を読みなおしてみると…

(『シャカリキ!』完全版7巻より)

前前前世からの恋人!!

(『め組の大吾』文庫版11巻より)

深い悩みに寄り添ってあげてる!しかも肩で泣いてる!!


(『capeta』27巻より)

ライバルの電話に出て真っ赤に。初恋か!!

(『テンプリズム』2巻より)

これはもう口説きに行ってるように見える…。

極めつけには・・・

(『capeta』26巻より)

「男の子って男の子が大好き」「ったくBLかっての」という言葉が!!!

結論…曽田正人漫画のボーイズたち、実は、ラブ要素強かった!!!

これまで単なる、「ライバルへの強すぎる憧れ」だと思っていたが、そんな単純な感情じゃないかもしれない…。萌えるか、否か、という視点で読んだことはなかったが、たしかに、読めば読むほど、そう見えてくる。

(腐女子のMさんの影響か、男子キャラを、だんだんと「可愛い」と思えてくるから不思議だ。)

宿敵への憧れも、濃いラブも、相手への“熱狂”には違いないはず。“熱狂”とは、生きる理由を、自分の人生に見出したときに起きる。と、曽田正人の漫画を読んで学んだ。

僕は、これから、“熱狂”して、頬が紅潮しちゃう瞬間に憧れている。だから、「いつかこんな表情ができるようになりたい!」と思いながら、曽田正人の漫画を読むのだ。

迷ったり、分からなかったりするけど、「何か」に“熱狂”したい!!という人は、曽田正人が恋をテーマに描く、未体験のファンタジー『テンプリズム』をぜひ読んで見て欲しい。少年少女が、傷つき迷いながら、自分の恋に気付く瞬間が描かれているから。

そして何より・・・さっきのアモウの顔に、言われるまでもなく「萌え」を感じて、男子の“熱狂”見たくなった方も、ぜひ読んでいただきたい。

このレビューの関連作品はこちら。

▶『テンプリズム』

▶『シャカリキ!』

▶『め組の大吾』

▶『capeta』

#漫画 #マンガ #曽田正人 #テンプリズム #レビュー #腐女子


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

あなたがサポートすると僕のお腹が大きくなります♡

いい波乗ってんね〜〜〜〜〜!
12

1

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。