もう無理…のときの一歩。

久しぶりに体調が、凄く、悪い。

身体全体がどんよりダルく、熱くて節々が痛くて、浮遊感がある。だが、パソコンに向かって指を動かしていると、手の指と目、目と繋がっている脳みそだけ活発に動いている感じがしてくる。

体調不良なので、もうダメだ!と倒れることもできるけど、会社の日報と、noteは欠かさず書こうと思って、これを書いている。かなり辛いときにも書いた、という経験があれば、習慣を長続きさせたくなる気持ちがもっと強くなる気がして、逆にチャンスかもとさえ思ってきた。

高校時代、ラグビーをやっていたときのこと。思い出せないくらい熱い夏。今まで一番辛いと断言できる練習試合が終わった後、僕は脳震盪気味の頭も冷やしつつ、さらに腫れた肩と、つりまくった腿に氷のうを巻いて、フランケンシュタインみたいになっていた。僕はラガーマンにも関わらずタックルが苦手だったが、その試合ではかなりタックルし、怪我でボロボロだった。(ちなみに、タックルが苦手なラガーマンとは、致命的である。)

明日の試合は「現実的に出れないな…」と思っていたところ、監督に呼ばれた。監督に開口一番、「佐伯、明日も試合出れるな?」と言われた時、マジで耳を疑った。「え、この氷のう見えてるよね?」「試合出れないよな、の聞き間違いかな?」とパニクった。

でも、僕はそのとき、高校3年生で最上級学年だったのに、タックルができないため、同期にも後輩にも抜かれ、スタメンから2軍に降格させられていた。ここで根性みせれば、もしかしてスタメンに上がれるかも!と思い、翌日満身創痍で、試合に出たのだった。

試合の記憶は、一切ない。気がつけば、ボロボロで試合終了しており、結果は負けだった気がする。試合中記憶が飛ぶのは、初めてだった。試合中、足を引きずっていたため、「5番弱ってんぞ―!」と相手チームに突破口として狙われまくっていた中、叫びつつ野犬のように向かっていたらしい。

試合後のトイレで、普段超厳しいコーチに「ああやって食らいついていくプレイは、僕は嫌いじゃないですよ。」と言われて、スポーツ漫画のように号泣したのは覚えている。

その年の、花園出場をかけた県予選。根性を買われスタメンとして出場した僕は、試合開始とともに、1番目にタックルをかましたのだった。

もう無理…というときに、あと一歩いけるかどうかは、凄く大事だと思う。自分がどれぐらい無理かは、他の人には分からないが、足掻きの一歩は、他の人にも見える。

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いい波乗ってんね〜〜〜〜〜!
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コメント4件

ロックだったんですね!
いい話だ
>ミヤザキング さん そうなんです!プロップたちの汗だくの腿に挟まれておりました。
>no555 さん ありがとうございます。僕の数少ない、いい話レパートリーの1つです。
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