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息子がポケカ世界大会を目指してみた話

PJCS参加、関係された方々お疲れ様でした。
タイトル通りですが、約1年間世界大会出場を目標にしてきて、ここまでの大会結果とポケカを通しての得られたものがどうだったか書いて行ってみようと思います。

  1. 自己紹介

  2. 今季の目標

  3. 主な大会結果

  4. ポケカやってて良かったと感じる点

  5. 総括

1、自己紹介

メインプレイヤーは長男(小5)、私は壁兼付き添い、最近次男(小3)も始めました。
長男はガチ寄り、次男はエンジョイ。
長男の話になりますが、若干特性持ちで親の目線で見てもめんどくさいですwポケカ始めた当初は絶対自分が勝たないと喚き出す、負けそうなのがわかったら放り出す強度の負けず嫌い。家でやっていると接待ゲームになりがちなので次男に代わろうとしても「おとうさんに勝たないと意味がない!」と言われるので、付き合う回数が増えました。やたらとこだわりが強いので、こちらのアドバイスは聞かないし、そのくせして要求だけはしてくるしジャイアンが過ぎる子です。

ポケカを始めたのは偶然体操教室の帰りにコンビニで買ったのがきっかけでした。なんとなく話題にもなっていたしどちらかといえば集める目的で手を伸ばしたのが沼の入り口でしたw
当初の長男お気に入りのミュウには、25thコレから出たふしぎなしっぽミュウ、ザシアンVが入っているので勝てるわけないんですけどね。。。まだ空ピカの強さなんて微塵もわかってませんでした。

2、今季の目標

21年秋頃からなんとなく始めたポケカですが、家での対戦では飽き足らず22年の年明けくらいに近くのカドショでジムバデビュー。
ライトプレーヤーでど真ん中でいる中、6月のJCSをネットで視聴。そんな大きい大会があることも知らず、へーって言いながら見てたのですが、WCSの話題が出た時に急に長男が「海外の人とポケカするって面白そう!」との一言で「WCSに出る」というのが目標になりました。
正直どういうステップで出れるのか知識0だったので色々調べました(汗)。CSPの仕組み、大会種類や規模などなど、、、
さすがポケモンやなって感じることも多かったですが、参加する側になると色々理不尽なことも見えてくるのは後の話です。

いきなり目標がWCSというのは現実的には無茶な話なのかもしれません。
ですが、調べている中でジュニアカテゴリーであればマスターシニアよりも挑戦の敷居は低いと感じたことと、何よりも挑戦できる立場にいるのであれば止める理由はないのでしっかりサポートしようと思いました。
個人の考えとして、何か得ようとするなら、まずその場に挑戦しなければその時点で不戦敗というのがあるので、何か人生経験を得る機会になればっていう気持ちがありました。

3、主な大会結果と使用デッキ

結果どうだったのか結論を先に書くと、世界大会の参加権は得られませんでした。

今年の主な公式大会の記録です。
<シティ>
S1(OP) 3-2、(9-16位、15pt)ロスギラ 
S2(OP)4-1、トナメ初戦負け(ベスト8、25pt)ロスギラ
S3(OP)3-2 、(16-32位、10pt)ロスバレ
S4(OP)2-3、(pt圏外)ロスギラ
<CL>
横浜 3-3 、250位くらいミュウ
京都 4-3、100位くらい ロスギラ
愛知 5-2、100位くらい ロスギラ
宮城 1-3、250位くらい ロスバレ
新潟 不参加

<PJCS>
DAY1  7-1 全体11位 ロスギラ
Day2    トナメ初戦負け ロスギラ

基本的にどのデッキを使うかは本人に任せてます。親としては、やっぱり勝ってほしいので、勝てる可能性の高いデッキを使ってほしいと思いますが、自分にしっくり来ないデッキを使っても上手く使いこなせないなというのを感じるようになったのが一番の理由。自分の考えを持って選んだのであればそこは尊重してあげるべきで、考えた結果どうだったのか(PDCA)をできるんじゃないかなーと思いました。合わせて、他人のせいに出来ない。親があれ入れろみたいにして入れたカードで負けた時には非難轟々ですw

横浜が失敗でした。本人はロスギラを使用するつもりだったのですが、変えたほうがいいんじゃないかとこちらから口出してしまいました。本人も悩んではいたようですが一応納得した上で、急遽組み直しましたが、時間も無い中対面対策も曖昧になった結果、デッキの中身もごちゃってしてしてしまいました。ピン挿ししたカードも上手く使えず、イメージした戦い方が出来なかったようです。初めての大型大会参加で、正直思っていたよりは相当斜め上の成績だったと思いますが、確か優勝がロスト軸だったので、そのままやらせてあげたほうが良かったかなあとめちゃくちゃ後悔しました。
最終結果だけ見れば、ずっとロスト軸を握り続けるからこそ持てた強さというのがわかる気がしました。ロストアビスの時にギラティナHR、URを自引きしたのは予兆だったのかな、、本人辰年だしw

PJCSでの使用デッキ。最後にしっかり仕事してくれた。

4、ポケカやってて良かったなと思うこと

色々ポケカに成長させてもらった気がします、親も子も。
面倒な子なのであまりあまり本とか読んでくれないし、すごい勉強が好きなわけでは無い(やることはやる)。そんな長男がポケカだけは自分でネットやら人の意見(親は除く)を聞いてくれました。そこから自分で中身を変えたり、試行錯誤するようになりました。考える力を身につける一助にはなっているんじゃないかと。
また、親側からしてもあれやれこれやれを強制できる子ではないので、いい距離感や方法がどんなものなのかを教えてもらえた気がします。助言を請われた時どのように伝えるか、どうしたら納得してもらえるか、正直仕事の上司に話しているかのようなw
成績面以外にも対人の面で、色んな人とのやりとり、受け答えしっかりできるようになってきた気がします。日本語力怪しくて何言っているかわからなかったり、親しい人には馴れ馴れしすぎますが、それはご容赦ください。
もう少し礼節が身につけばいいですが、大型大会のスタッフさんへの挨拶、お願いしますありがとうございますが自分から言っていたのは偉かったです。

5.総括

まず日本開催の世界大会ということで身近に世界を感じられる機会を得たかったなーというのが今の率直な感想です。
オープンシティながらもポイント取って、実力でPJCS参加権利獲得して世界へのドアの鍵までは触れるところまでは来れたからこそ、もう少しだけ上振れて欲しかったなあと。

TCGは「天(運)・地(デッキ)・人(スキル、マインド)」だと考えていて、正直今回は天と地に助けられたところが大きいと思っています。コントロールできない天の部分を、如何にデッキと人の強さでできるかが上位者なんだと感じました。
人の部分を磨くためにうちの子がどこまで家で練習していたか、、強豪の方がされているようなチームとしての活動であったり、頻繁な遠征であったりができるような団体行動得意目な子では無いので、、
チームに関しても高め合える仲間ではあるけれども、どうしても1位は1人しかいない個人戦ゲームの中で、子供達がどこまでそれを尊重しあえるのかなって疑問というか不安というか拭えないところがありました。
でもPJCSでの話にはなりますが、近所界隈の子たちも参加していて、お互いに励ましあったり、結果気にかけたり出来ていたし、友達が世界権利かかった試合は自分ごとのように応援して喜んでいたので、親の思う以上にやれているのかもしれません。勝っても負けても楽しそうにやっているのを見ると良いなあと思うし、どんどん沼の深みにハマって行く気がしますw

自分ごとのように応援して喜んで偉い

で、来シーズンどうするか。。
世界大会挑戦は続けるようです。どこかな?ハワイ?今シーズン中はジムバ仲間がシティ優勝したり、PJCSで好成績出したり、励みになった部分が多いようです。自身としては大型大会での初BEST32で結果は残せましたが、まだ上に行きたい、トナメ一没チームを早く抜けたいそうです。(チームメイト誰?)公式大会の参加に関しては、次男も参戦するとのことで今年みたいにはいかないと思いますが、うまく工夫するしかないかな。色々サポーターとしても反省するべきところは多かったのでレベルアップしよう。。
自分も海外行きたいので、来年の目標は是非PJCSベスト4以上(トラベル)でお願いします(笑)。

みなさん1年間お疲れ様でした。WCS出られる方は是非日本代表として頑張ってください!!

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